★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK48 > 608.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008032202097373.html
【政治】
消せぬ逆風 苦境の2人 舛添厚労相 石破防衛相
2008年3月22日 朝刊
イージス艦衝突事故の中間報告などを受け、石破氏は自らへの“処分”として、給与の一部を国庫に自主返納することを明らかにした。だが、これで石破氏への批判が収束するわけではない。本格的な原因究明は先送りされていることから、いつ石破氏の辞任論が噴き出してもおかしくない。
石破氏は同日の記者会見で、国民に陳謝し「調査で明らかになった具体的な問題点を踏まえ、実効的な再発防止策を、速やかに着実に実施していく」と強調。事故対応の在り方などを協議する「抜本的対策検討会議」を省内に設置する考えを示した。
中間報告では、事故後、石破氏ら同省幹部の説明が二転三転するなどして混乱を招いた件には一切触れられていない。また、艦長や乗組員の処分は、今後検討することになっている。原因究明が一段落したわけではない。
今後、新しい事実隠ぺいや矛盾が発覚しなかったとしても、調査が進むにつれて責任の所在はより明確になってくる。石破氏の「けじめ」のつけ方があらためて問われるのは確実だ。 (古田哲也)
宙に浮いた年金記録約五千万件の問題で、社会保険庁が年度内に「ねんきん特別便」の発送を予定していたのは、コンピューターによる名寄せで氏名、生年月日、性別がほぼ一致し、持ち主の可能性が高い人が対象だ。
昨年十二月から、年金受給者三百万人と現役世代の加入者七百三十万人の計千三十万人に順次発送してきたが、最終日の二十一日は年金受給者約十二万人分を送った。
しかし、特別便は送ったものの、回答のない人が七割弱を占める。年金受給につながる記録訂正はわずか一割弱にとどまっている。
舛添氏は記者会見で「国民の協力があれば解決が早くなる。よろしくお願いしたい」と特別便の送付対象となった人へ協力を呼び掛けたが、すでに三月末までの問題解決は絶望的となっている。
舛添氏は「未知の分野に取り組んでいる。最初から全体像が分かっていれば苦労しない」とぼやく一幕もあったが、三月末が近づくにつれ、再び野党や国民の批判にさらされるのは避けられない。
(後藤孝好)
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK48掲示板
フォローアップ: