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http://www.harinw.com/2008-03-21news-labor.html
労働審判制度が2006年の4月にスタートしたので、まもなく開始2周年になります。 この制度は、労使のトラブル(不当解雇や賃金未払いなど)について、裁判官と民間から選ばれた陪審員によってのスピード審議がなされ、長期化しがちな労使裁判を、短時間で決着させてくれるものです。金銭面や社会的な問題でどうしても立場が弱くなってしまう労働者にとっては嬉しい制度です。 この制度を使った申し立ては年1000件を超えていて、なんと7割で調停が成立しています。審議期間も平均で70日程度と、かなりスピーディな解決が出来ているんですね。 日本の場合、労働者は会社側にこき使われても、仕方ないと思ってしまう風潮があります。サービス残業を課せられても、自分 が無能だから、もしくは先輩達は黙々と進んでサビ残しているから それが当たり前なんだと、刷り込まれていきます。これはメディアによる影響も大きいですが、それに疑問を感じて、 申し立てを比較的簡単に行える場所があることは大事ですね。 審議は原則三回以内ですし、弁護士を立てても10万円から20万円で大体済むそうです。(自分で申し立てをすることも出来ます)サービス残業を日常的に課せられいる方、毎日数時間会社に残っていることは、本来対価が発生しているものなんです。それを正当に受け取ることは悪いことではありません。当たり前のことです。定時換算した時給の1,25倍〜1,5倍×あなたが今までやってきたサービス残業代。結構な金額になりませんか。 この制を積極的に使わない手はありませんよ。 労働審判制度の流れ @ 地方裁判所に申し立てる(弁護士がいればやってくれます) A 裁判官 + 労働者、使用者の専門家の裁判官2人 =3名 ↓ ↓ B 和解 労働審判 C 確定 もしくは訴訟へ |
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