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今日も参議院の予算委員会で質問。
今日は、道路特定財源の集中審議。
平成15年に、みちぶしん全国会議を名古屋でやっているが(毎年やっているし、今年も奈良で3月にやるのだが)、一日3時間の300人の集会をやるのに、なんと6000万円以上税金を使っている。道路特定財源を使っている。
そもそも2000万円近くは、全くわからない経費。実費ではない。国土交通省は、打ち合わせの代金などと言っているが、そんなにかかるわけない。しかも運営費2400万円というものも全く根拠のないものである。しかも活動報告を4人がやっているが、そのうち2人はばりばりの国土交通省の人間。しかもそのうちの一人は、この事業の発注をしている張本人である。ということは、主催は、国土交通省の整備局、発注者は、国土交通省の人間で、活動報告を発注をした所長がやっている。
何と言うこと!
まさか国土交通省のこの所長が、謝礼なんて受け取っていないでしょうねえ。明日、国土交通省に確認をしてみようっと。
今日は、また、国土交通省が、女性を活用をして、道路特定財源を下げるな、道路が大事というキャンペーンを張っていることを質問をした。
熊本在住のある女性は、この3年間で、1億2000万円、随意契約で、国土交通省から受注している。この金額は、随意契約から、調べてわかったもので、随意契約以外に他にあるかもしれない。最低、1億2000万円以上受注している。
しかし、この人は、みちについてのNPOの代表をしていて、国土交通省の国道事務所などと共催で、みちづくりの集会をやったりしている。この人の会社で作った機関誌を国道事務所は、何百万円もかけて購入をしている。
つまり、国土交通省とビジネスをして、ある意味利害関係者と言える。しかし、NPOの代表として、2月に宮崎で行われた集会で、「暫定税率は下げるべきではない。」と発言をしている。
わたしのまわりには、いい活動をしているのに、経済的には大変で、ほとんどボランティアワークをしているNPOもNPOの活動家もいっぱいいる。経済的には恵まれなくてもみんながんばっている。
国土交通省と随意契約で、1億2000万円もの受注をしながら、全く独立のNPOとして、結果的には、国土交通省が望むような「道路は大事。暫定税率は下げるべきではない。」と発言し、活動をしているのである。本人の意図はどうであれ、国土交通省にしては願ったりの活動だ。女性を活用して、もっと言うと利用して、活動していると言えないだろうか。こんなのは、民意の偽装ではないか。あるいは、世論の偽装と言える。
道路特定財源を国土交通省の特定財源にし続けるために、道路特定財源を使って、キャンペーンをし続けているのである。税金を自分たちのものにするために、税金を使っているのである。
前述した講演会といい、これらのことと言い、国土交通省の「自作自演」と言えるのではないか。
また、国土交通省のプロデュースで、多くの人を使っているのである。道路特定財源で、106回のミュージカルを行い、治水特定財源で、104回のミュージカルを行い、10億円以上税金を支出した。講演会、いろんな発注、ばらまきも入れると全部で、どれだけの広告をしたのだろうか。
こんなの本当におかしい。国会のなかで、とことん追及をしていく。
また、本日、政府から日銀総裁の提示があった。社民党は、田波さんには不同意、西村さんには同意である。理由は、はっきりしている。財務省出身で、いまだに財務省のいいなりの田波さんではだめだということである。それにしても、政府・与党の考えていることは全くわからない。野党が反対をすることがわかっているのに、なせ提示をするのか。はっきり言うと、態度を変えるのではないかと甘く見ていたのではないか。あるいは、読みがまったく甘いし、間違っていたのではないか。
国会の大きな役割は、巨大な行政を監視し、チェックをすることである。財務省のいいなりの日銀では困るわけであり、国会は、はっきり不同意とすべきなのである。広い意味でのシビリアン・コントロールを国会はしなければならない。国会にいると、最近の政府・与党は、ひたすら財務省のいいなりで、戦略もないし、読みが全く間違っていると嘆息したくなる。全くおかしい。
3月18日(火)
政治によるシビリアンコントロールを!(福島みずほのどきどき日記)
http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-date-20080319.html
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