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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008031902096701.html?ref=rank
2008年3月19日 夕刊
参院は十九日昼の本会議で、政府が再提示した日銀正副総裁人事案の採決を行い、田波耕治国際協力銀行総裁(68)の総裁起用を民主、共産、社民各党などの反対多数で否決し、不同意にした。賛否は賛成一一二、反対一二五。
福井俊彦総裁(72)の任期は十九日で切れるため、日銀総裁が戦後初めて空席になるのは確実。同総裁人事は混迷を深めており、福田康夫首相の政権運営に打撃を与えるのは必至だ。
参院は、西村清彦日銀審議委員(54)の副総裁起用については、共産党を除く各党などの賛成で同意。続いて開かれる衆院本会議では、田波、西村両氏とも与党などの賛成多数で同意され、西村氏の副総裁就任は確定した。
もう一人の副総裁には、白川方明京大大学院教授(58)が内定済み。日銀法は、総裁空席の場合は副総裁が職務を行うと定めており、白川氏が総裁職を代行する見通しだ。
田波氏起用案の参院採決では、民主党の木俣佳丈氏が賛成に回り、松野信夫氏が欠席。同党と統一会派を組む国民新党が賛成し、同じく統一会派に所属する無所属の広田一、森田高両氏が出席して棄権した。
日銀総裁人事をめぐっては、政府が最初に提示した武藤敏郎副総裁(64)の昇格も参院で否決されており、不同意になるのは二回連続。国際的な金融不安と国内景気の減速が懸念される中で、首相は人事案の出し直しを迫られるが、与党内でも指導力低下を指摘する声が出ている。
国会同意人事は衆参両院の賛成が必要で、野党が過半数を占める参院が否決すれば白紙に戻る。
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