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http://www.harinw.com/2008-03-15news-genron.html
「答弁を打ち切りなさい!!」国会に異例の委員長の罵声がこだましました。 昨日の参院予算委員会で、国土交通省副大臣の松島みどり氏(自民党)の答弁に対して、鴻池委員長(自民党)が 答弁を打ち切るよう命令しました。 なぜ自民党同士でこんな争いを? と思われるでしょうが、これにはもちろん理由があります。 テレビメディアの報道は、今回は完全に核心を隠していました。 『民主党からの暫定税率撤廃質疑に対して、延々と答弁した為、 といった風潮です。これは事実ではありますが、真実ではありません。 ■ ことの発端は、松島氏が記述していたブログの記事にあります。彼女はブログの記事に、『暫定税率を撤廃し、税金を安くすべきだ』と書いていました。これは自民党の方針とまるで逆で、民主党が散々打ち出している政策です。 国交省は『暫定税率延長』を提言している訳ですし、政府は、道路を作るのにはまだまだお金が足りないと言っています。 その矛盾を、民主党の津田氏が質問しました。 『路特定財源の暫定税率撤廃を求めていた松島氏が副大臣に なって維持を主張するのは変節ではないのですか』 と。 これに対して松島氏は、『確かに当初はそう考えていました。ですが、道路問題を真剣に考えるようになり、考え方が変わってきたのです』と答えました。 当然、『それまでは真剣では無かったのか』という野次が飛びます。国民としては許せない発言でしょう。それに戸惑った松島氏は、色々と蛇行運転を繰り返した末、『暫定税率は撤廃した方がいい面もある』とも取れる発言をしようとしました。本音で話そうと思ったのかもしれません。この時点で鴻池委員長は1度、『答弁を簡潔に』と遮ります。それでも松島氏は、何かを話そうとしました。おそらく今回の暫定率延長についての、『自民党から決して言ってはいけない発言』をです。すると、鴻池委員長は、必死で大声を張り上げ、彼女の声を遮りました。 ■ 勘違いしてはいけません。「委員長が答弁を簡潔に」と注意することは、国会中継を見ていれば、そんなに珍しいことではありません。それでも大概は、頷いたり、はいと言ったりして続けます。 しかし今回は違いました。簡潔にと言った直後に、答弁を打ち切れと言っています。これは異常です。 言わずもがな、国会中継を見ていた人は、 「これは都合の悪い言論を言わせまいとしたな」 暫定税率について、与党内からも延長すべきではないという意見が出ては、まずいのでしょう。それを恐れた自民党議員は、声を張り上げて松島氏を止め、最終的にマイクを持った委員長がそれを止めたのでしょうね。と思ったでしょう。 速記士はほぼ全ての発言を聞き分けます。罵声が飛び交う場合、発言者の声に注視します。運良くそこに履歴が残っていると面白いんですけどね。もしくは、それさえ消されているでしょうか。 道路財源の、役人による私物化も次々発覚する中、道路財源は与党の利権であるということが改めて明らかになりつつありますね。どの口が暫定税率延長を?と言うのが国民の声でしょうが、それでも自民党は異例の形相で、真実を隠したとしか思えません。 道路財源は歴代公明党の管理です。その辺にヒントがあるのでしょう。 --------------- |
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