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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/03/14/01.html
大阪府の橋下徹知事が13日、府庁で若手職員に向けて就任後初の朝礼を行った。改革派を自任するだけあって職員の意識改革を呼び掛けたが、女性職員から面と向かって「どれだけ残業していると思っているの!」とかみつかれる一幕があった。「ありがたい意見」と余裕の表情で答えたものの、府政のかじ取りはやっぱり前途多難?
知事が若手職員に直接思いを伝える朝礼は、初回から激論となった。
30歳以下の若手職員約330人を前に、橋下知事は「大阪を変えるには現場が変わらないといけない」と財政再建に向けての意識改革を訴えた。訓示はさらにヒートアップ。「始業前に(朝礼を)やりたかったが超過勤務になると言われた。たかが15分の朝礼で残業代が発生するなら、勤務時間中のたばこ休憩や私語は全部なしにしてくれ。一切なしだ」と“橋下節”でまくし立てた。
朝礼は始業時刻の9時15分にスタート。民間企業なら始業前の朝礼は当たり前と言わんばかりの話しぶり。これまでも「意気込みのない職員は府庁を去れ」「(5兆円超の赤字で)人件費を削減しないのは許されない」などと発言していた。相次ぐダメ出しに、それまで会場後方でおとなしく聞いていた作業着姿の女性職員(30)が突然立ち上がり「どれだけサービス残業をしていると思ってるんですか!」と猛反発。「職場の現状を理解していない。あなたがやっていることは言いたいことを言って大阪府職員と府民を分断しているだけ」とブチまけた。
そんな職員の不満にも待ってましたとばかりに橋下知事は一瞬ニヤリ。「今みたいな意見を知事に言えるようにしてください。ありがたい意見」と応じた。しかし、他の職員からは不満の声は出ず、ただ2人のやりとりをぼうぜんと見つめているだけだった。
予定時間を15分オーバーする朝礼を終えた橋下知事は記者団に「いい意見も出てよかった。彼女は立派だと思う」と上機嫌。今後も職員に直接訴える機会を月に2、3回設けるほか、業務改善のアイデアを職員から電子メールで受け付ける「知事への提言窓口」を14日から開設することを明らかにした。しかし、職員の中には知事の強引なやり方に対する批判がくすぶっており、新たなバトルに展開する可能性もありそうだ。
[ 2008年03月14日付 紙面記事
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