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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3800761.html
独、処分前食料活かしたボランティア
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低 Real高 Real高 社会の格差が拡大しているドイツでは、処分される直前の食料品を活かしたボランティアが広がりを見せています。
朝、ベルリン市内のスーパーやレストランなどを回って、野菜や果物、パン、それに乳製品などを次々と集める人たち。ボランティアグループ「ベルリンの食卓」のスタッフです。
このグループの倉庫は、まるでお店のようですが、これらは通常では処分されてしまう消費期限間際のものです。このため、スタッフは野菜などの傷んだ部分を注意深く切り分けていきます。1日に集められる食料品はおよそ10トン。そのほとんどが、その日のうちに社会福祉施設などに送り届けられます。
この施設には、昼時になると、およそ500人の失業者らが集まります。「ベルリンの食卓」からの食材で作ったシチューや、ゆでソーセージが振舞われます。こうした施設は、ベルリン市内だけでも300ヶ所あるといいます。
ドイツの失業率は8.7パーセント。失業者はおよそ400万人に上ります。去年からの景気回復で、失業者の数自体は16パーセント減りましたが、所得の格差は広がる一方です。
「月に残る約2万4000円の手当てで食べていくのは無理です。だから、ここに来るしかないのです」(失業者)
「ドイツの格差社会は間違いなく広がっています。私たちを必要とする人が増えています。私たちの活動はもっと大きくならないといけないのです」(「ベルリンの食卓」代表者)
もったいないという気持ちと、社会の格差を少しでも和らげようとする行動が合体した草の根の取り組み「ベルリンの食卓」。高福祉国家ドイツを支えている市民の姿がここにあります。(11日09:45)
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