★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK48 > 297.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 荒涼たる日本の風景を象徴する二つの新聞記事 (天木直人のブログ) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 3 月 10 日 11:43:07)
http://www.amakiblog.com/archives/2008/03/10/#000759
2008年03月10日
これでは反米テロはなくならないはずだ
10日の読売新聞は、宮崎健雄ワシントン特派員の次のような記事を載せていた。
すなわち、任期終了がどんどんと迫ってくるブッシュ大統領が、8日、ワシントン市内で一足早いお別れ夕食会を開き、そこで狂態を演じたという記事だ。
600人以上の閣僚や記者団の前に、カウボーイ姿で登場したブッシュ大統領は、カントリーソングの替え歌を熱唱したらしい。
「古いホワイトハウスを後にして、もう一度気楽な生活に戻る。平城の(核)危機は気にしなくていいんだ・・・」
それを参加者は総立ちで拍手を送り、大好評を博したという。おそらく大部分の出席者は、内心では苦笑していたに違いない。しかしそれでも表向きはスタンディングオベーションを忘れないのだ。
この光景は米国と言う国のある一面を象徴的に示している。つまり米国人は身内に甘いのだ。そして決して身内を面と向かって批判しない。
かつて私が米国に勤務していた時、ゴルフ雑誌でこんなアンケートがあった。「あなたが上司と一緒にプレーしていたとして、もし上司の不正をみつけたら注意しますか」という問いに、注意しないと答えた者が一番多かったのが、世界各国の中で米国だったのに驚いた記憶がある。
後に米国の友人にその事を話したら、「あたりまえだろう。そんな事を言ったらクビにされるのがオチだ。人の事を悪くは言わない。しかし人に自分の悪口を言わせない、これが米国人だ」という答えが返ってきた。
そんな米国に軍事攻撃され、虫ケラのように殺されていくアラブ人たち。今でも毎日民間人が犠牲になっている。
ここまで中東をメチャクチャにしておきながら、8年間もの間、その指揮をとったブッシュ大統領が、「核も中東もくそくらえだ、もう一度気楽な生活に戻れる、愛犬バーナーと暮らすのを楽しみにしている」などとふざけられては、犠牲になった連中はたまったもんじゃない。
これでは決して反米テロはなくなるはずがない。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK48掲示板
フォローアップ: