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(回答先: 米国の戦費・経済を日本経済が支えてきて大損の可能性大…外貨準備高:為替、金利リスク増大…初の1兆ドル台で(毎日新聞) 投稿者 新世紀人 日時 2008 年 3 月 09 日 16:38:59)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080307k0000e020057000c.html
外貨準備高:初の1兆ドル突破
日本の外貨準備高の推移 財務省が7日発表した2月末の外貨準備高は、1月末に比べて119億3700万ドル増えて1兆79億8100万ドルとなり、初めて1兆ドルの大台を突破した。03〜04年の大規模な円売りドル買い介入で急増した日本の外貨準備高は、運用先の米国債の運用益と評価額上昇などで増加しており、8カ月連続で過去最高を更新した。
日本の外貨準備高は03年1月〜04年3月に政府・日銀が円高・ドル安を食い止めるため、計35兆円という過去に例のない大規模な円売りドル買い介入に踏み切ったことで膨らんだ。その後は介入実績はないが、外貨準備高の大半を占める米国債の時価評価額の上昇などで増えた。
外貨準備高は、中国が06年2月末に日本を抜いて世界1位。中国は昨年9月、約1兆4000億ドルの外貨準備高のうち2000億ドルを元手に政府系ファンドを設立し運用の多様化を図っている。
これに対し、日本の外貨準備は先進国にない規模の大きさで、市場には「妥当性を検証すべきだ」との意見も根強い。外貨準備は政府短期証券を発行して調達しているため、その膨張は国の債務拡大の裏返しでもある。
また、外貨準備の運用先は米国債が多くドル安で資産が目減りする可能性があり、今回の「1兆ドル超え」で、日本でも政府系ファンドを設立すべきだとの議論が加速する可能性もある。
自民党内では、外貨準備の活用を視野に政府系ファンド設立の是非を検討するプロジェクトチーム(座長・山本有二前金融担当相)を2月末に設置、本格的な議論をスタートさせた。
ただ、財務省は「一番大事なのは安全性と流動性」(津田広喜事務次官)と否定的で、市場関係者からも「日本が米国債を売却するなどして政府系ファンドを設立するとドル安を招き、自分の首を絞めることになる」との指摘もあることから、今後の議論が注目される。【岩崎誠】
毎日新聞 2008年3月7日 12時10分 (最終更新時間 3月7日 13時28分)
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