★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK48 > 213.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008030890062225.html から転載。
【政治】
「生前取り損ね」300万件か 年金記録不備、遺族に受給権
2008年3月8日 07時06分
宙に浮いた年金記録約5000万件のうち、死亡した人が生前、年金を受け取り損ねた可能性のある記録が300万件あったことが7日分かった。未支給年金は年金時効撤廃特例法で、遺族がさかのぼって受け取れるが、記録確認を求める「ねんきん特別便」の対象外。遺族が記録漏れの存在に気付かない可能性が高く、社会保険庁の対応に批判が高まるのは必至だ。
社保庁は7日、5000万件の年金記録について、社保庁のコンピューター上で基礎年金番号の記録と突き合わせる「名寄せ」を6日に終えたことを明らかにした。
それによると、持ち主とみられる人を特定できたのは2割強の1200万件にとどまった。過去の入力ミスなどで持ち主を特定するのが困難な1975万件の解明はほとんど進んでおらず、死亡者の記録360万件などは「新たな年金受給に結びつかない記録」に分類されている。
しかし、死亡者の記録360万件のうち、死亡一時金の受給が判明したのは60万件にとどまった。残りの300万件は、加入記録が「統合」されていれば、生存時の年金額が増えていた可能性があったにもかかわらず、遺族がその分の年金を受給していない記録だった。
持ち主を特定できた1200万件に関しては、記録の確認を求める特別便を発送しているが、300万件の記録は対象外。社保庁は「死亡者の記録には未支給年金もあり得る。公告などの手段を考えたい」としている。
未支給年金は5年前までしか受け取れなかったが、昨年7月の特例法施行で記録不備にかかわる時効を撤廃。生計をともにしていた配偶者や子、父母、祖父母、孫など遺族は未支給年金を全額受け取ることができるようになっている。
(中日新聞)
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK48掲示板
フォローアップ: