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2008年04月06日
弱者から目をそらさない
今日の新聞紙上で見かけたある弁護士の言葉である。すっきりした思いでこれを読んだ。
現代の風潮として、弁護士になって高い収入を目指す人があるようだが、私にはそれがわからない・・・日本の弁護士法第一条には弁護士の使命について、「弁護士は基本的人権を擁護し、社会正義を実現する事を使命にする」と記してある。まさにそれこそが弁護士のなすべき事だと思う・・・
財力や権力を持っている人は自分の権利を自分自身で守れる場合が多い。しかし、社会的・経済的弱者はそれを守れない人たちだ。だから人権擁護を目指すということを忠実に実践しようとすれば、弁護士は社会的弱者、経済的弱者の人権を守り、味方になるという方向が素直に出てくるはずだ・・・
社会的正義を実現するというのは不正を許さないこと。どのような権力者であっても、大企業であっても、ごまかしや不正という最も悪質な行為を放置させない仕事をしていかなければならない・・・
個別の救済だけではなく、法の改正や立法にもつなげていかなければならない・・・一人一人の署名が340万集まった時に国を動かす事が出来た。弁護士というのはそういう感動のある仕事なのだ。
どうだ、この明快さは。この正しさは。
この言葉は弁護士だけに当てはまるものではない。日本の政治にこそ求められるものだ。
いや政治だけではない。官僚もにも、企業人にも、有識者にも、一般国民にも求められる。今の日本はもう一度この原点に戻るべきである。単純な話である。
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