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(回答先: 日銀総裁空席は国益損なう 自民幹部、民主をけん制【東京新聞】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 3 月 02 日 21:51:59)
以下、植草一秀氏のスリーネーションズリサーチHPの2月20のコラム、「今来週の内外政治経済金融情勢の展望」から一部転載。
(以下転載)
日銀総裁人事が最終局面を迎えている。民主党は参議院で第1党であり、参議院では野党が過半数を確保しているが、衆議院では与党が絶対多数を握っており、内閣も自民党、公明党によって編成されている。与党が政策運営の実権を握っており、野党である民主党の行動には多くの制約がある。
こうした状況下で自民党は財務省出身者の武藤敏郎氏の総裁昇格を実現させようとあらゆる手段を用いて対応している。
日本の構造改革の本丸は「財務省を頂点とする官僚機構が実権を保持する権力構造」にある。
日銀総裁人事はこの構造に明確なくさびを打ち込む象徴的な第1歩になる。民主党はあらゆる困難を乗り越えて武藤総裁実現を阻止すべきであるが、現状は予断を許さない。
民主党が日本の真の構造改革を求める多くの有権者の声を無視して、自民党との談合政治に堕するなら、民主党による政権樹立の構想は音を立てて崩れることになるだろう。
民主党は次期総選挙に向けて、明確な理念と方針を再度明確にするべきである。
2008年2月20日
スリーネーションズリサーチ株式会社
植草一秀
http://www.uekusa-tri.co.jp/column/2008/0220.html
(転載終わり)
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