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DV防止法妨害派(=家庭内暴力擁護派・註)の言い分は、「妨害したわけ
ではなく、DV防止法推進派と反対側の発言も認めよと主張しただけ」との
ことであるが、これは詭弁に近い。DV防止法妨害派(=家庭内暴力擁護派)
がつくばみらい市に主張する第一の手順は、つくばみらい市にDV防止法
妨害派(=家庭内暴力擁護派)の会の開催を別途申し込むことである。それ
をつくばみらい市が拒否した場合に始めて、「公平を失する」「言論の自由
が奪われる」等々で、つくばみらい市の態度を糾弾すればいいのである。
(2月5日付けで、後出しのアリバイでは行なったようであるが)
言論の自由には、相手の言論の自由を認めることも含まれる。ところ
かまわず自分達の主張を押し付けまわることは、これは言論の自由の
主張ではなく、ファシズムである。このDV防止法妨害派(=家庭内暴力
擁護派)の主張を敷衍すれば、靖國神社にいつ誰が参拝しようと自由の
はずで、「反日」といって、高金素梅の靖國参拝を阻止した行動は非難
されるべき行動となる。この行動にはDV防止法妨害派(=家庭内暴力擁
護派)の中にも加わっていた者もいた。つまりDV防止法妨害派(=家庭内
暴力擁護派)は自らの行動を否定する暴挙に出たのである。
DV防止法妨害派(=家庭内暴力擁護派)の一部は、「女性専用車両は
男性差別だ」との論理も展開しているが、これも同じことである。「女性専
用車両があるのであれば、男性専用車両も設けろ。」とまず要請する。
それを拒否されて始めて「女性専用車両は男性差別だ」との論理であれ
ば、一理はある。しかし痴漢(圧倒的に加害者は男性)被害の苦肉の策と
して編み出した女性専用車両に対して、痴漢被害対策の対案を出すでも
なく、唐突に女性専用車両は男性差別だと、女性専用車両の妨害をする
ことは、痴漢擁護に等しい。
このDV防止法妨害派(=家庭内暴力擁護派)についても同じことが言え
る。そもそもDV防止法というのは、生命に危険の及ぶ深刻な家庭内暴
力の対策として作り出されたものだ。DV防止法妨害派(=家庭内暴力擁
護派)は、後悔した女性の実例も出したりして、DV防止法は離婚推進だ
と飛躍させているが、後悔した女性は、そもそもが深刻な被害ではなか
ったのを、安易にDV防止法を利用した、思慮の足らなかった人物という
だけのことである。つまり大した深刻な被害でもないのに、DV防止法を
利用した女性が悪い(愚か者)のであって、DV防止法のせいではない。
DV防止法妨害派(=家庭内暴力擁護派)にしても、女性専用車両反対
派(=痴漢擁護派)にしても、共通して言えることは、長い女性差別の歴史
や、それへの取り組みへの苦労の一斑にも関わったことがないくせに、
上辺の現象や人物だけで、「反日」や「フェミニズム」と安易に結びつけて、
女性差別、女性弾圧の側に回っている自覚がないことである。しかも不幸
なことに、これらの女性弾圧思想の持ち主が、右派と分類される側に属
しているということである。こんなことであるから、右派はいつまでたっても
人口の半分を占める女性の理解や共感が得られずに、男達だけの狭い
視野で、堂々巡りを繰り返しているのである。
ここに伝統右翼・真の愛國団体を代表して、このDV防止法妨害派(=
家庭内暴力擁護派)の輩は、真の右派・愛國思想とは別箇のものである
ことを宣言するものである。
平成二十年三月一日 護國團總本部情宣局長中西玲子記す
註・DV防止法妨害派は、DV防止法推進派を「離婚推進」とレッテル付け
るのであれば、当方、伝統・真の愛國団体は、DV防止法妨害派を家庭内
暴力擁護派とレッテル付けるものである。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~gwife/DVbougai.htm
つくばみらい市のDV(配偶者間暴力・家庭内暴力)防止講演会中止について
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