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「事実無根のセンセーショナルな記事 「植草一秀氏名誉回復訴訟」口頭弁論傍聴報告
ひらのゆきこ2008/02/27
痴漢事件で控訴中の植草さん。「サンデー毎日」などを相手に名誉毀損の民事訴訟中です。弁護団に記事のコピーを見せて貰いました。センセーショナルな内容は、彼の社会的名誉を失墜させる充分な力があるとの感想を持ちました。
電車内で痴漢行為をしたとして逮捕され、有罪判決を受けた経済学者の植草一秀さんは、一貫して無実を訴え続けています。現在、植草さんは自らの身の潔白を晴らすために控訴審で争っていますが、この刑事裁判のほかに、週刊誌等に事実無根の記事を書かれ、名誉を傷つけられたとして、損害賠償等を求める民事裁判を行っています。
訴えられているのは、徳間書店、毎日新聞社、小学館、講談社、朝日放送の5社です。現在、この5社に対する裁判が東京地裁で行われていますが、その中の1つである毎日新聞社に対する裁判(平成19年〈ワ〉第9904号)の口頭弁論が、2月25日に東京地裁でありました。
毎日新聞社に対する訴えは、同社が発行している「サンデー毎日」(04年5月2日号)に載った、植草さんについて書かれた記事の中にある、「セクハラ癖があるのは業界では有名な話」「テレビに出始めたころ同じような逮捕歴があった」などとする記述です。原告側はこれらの記述は事実無根であると主張しています。
この日の口頭弁論では準備書面の提出等の確認などが行われ、実質審議はありませんでした。裁判長が証人調べについての予定を原告、被告側双方に質問すると、いずれも「予定はない」と返事がありました。
さらに、今後の進行について尋ねると、原告、被告とも主張および立証については新たに提出するものはないとのことでした。ただ、原告側から、被告側の主張に対する反論を行いたいとの要請があり、提出日の確認を行ったあと、次回期日を決め、閉廷しました。
裁判のあと、梓澤和幸弁護士さんら弁護団にお話を伺いました。弁護団の説明によると、被告の主張に対する原告側の反論があるので、それに対する反論が被告側から出るものと思われるが、双方の主張はほぼ出尽くしており、次回で結審する可能性があるとのことでした。
筆者の感想
筆者は「サンデー毎日」に載った記事を読んでいなかったので、どのようなことが書かれているのか知らなかったのですが、弁護団に記事のコピーを見せてもらい、センセーショナルなタイトルや、問題となっている箇所を読み、読者に相当なインパクトを与える内容であることを知りました。
このような記事を読んだ読者が、植草さんに対してどのような印象を持つかを考えたとき、植草さんの社会的名誉や信用を失墜させる充分な力があるとの感想を持ちました。「業界では有名な話」とか「逮捕歴」という言い方や、この記事の与える影響の大きさを考えると、被告側は、どのような根拠に基いてこの記事を書いたのか、そのことを立証できない限り、たんに逮捕の時期は問題ではないとか、セクハラの言葉の定義などといったことに問題をすりかえることをせず、問われているのは重大な人権侵害であることをよく理解し、真摯に原告側の訴えに向き合ってほしいとの感想を持ちました。 」
http://www.news.janjan.jp/media/0802/0802261547/1.php
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