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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10075780348.html から転載。 2008-02-27 11:20:43 ならば、次々と隠していた事実が明るみになっていくのはどうしたことか。もしこれが意図的でないとしたら、防衛省・自衛隊組織そのものが、統制のとれないバラバラ組織であり、こんなところに国家の安全保障など任せられないということになる。また、もし仮に意図的に事実を隠していたのなら、情報隠ぺい体質を持っているということになる。 ========================================== http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008022702090866.html 石破防衛相 進退波及は免れない(東京新聞) イージス艦衝突事故でこれまで伏せられていた事実がまた一つ明るみに出た。今度は石破茂防衛相にかかわる問題だ。石破氏は情報操作の意図はないとしているが、進退への波及は避けられまい。 イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突をめぐる防衛省の説明が迷走している。 事故があった十九日、衝突二分前に漁船の灯火に気づいたとしていたが、翌二十日夕になって十二分前に確認していたと訂正した。今回、新たに分かったのは「十二分前」だったとする一報を石破氏が十九日夜に、正式な報告を二十日午前八時半に海上幕僚監部から受けていたにもかかわらず、同日夕の自民党国防部会まで公表しなかったことだ。 一報からほぼ丸一日、確定情報を受けてからは九時間近くも伏せられていたことになる。「国民に向かってきちんとした説明責任を果たさないといけない」と語っていたのは、石破氏自身ではなかったか。「隠ぺいが行われるなら、責任を取るのは当然」との発言も記憶に新しい。 二十六日の国会答弁などでは「事実確認と、その公表の可否を海上保安庁と調整するのに時間を要した」と釈明し、情報隠しや情報操作にはあたらないとした。 どこまで国民を視野に入れていたか、首をかしげざるを得ない。「二分前」は比較的早く公表できたのに、なぜ「十二分前」はこれほどの時間がかかったのか。国民に誤った情報を与えた以上、防衛省独自の判断で早急に正す必要があったのではないか。こうした疑問に納得のいく説明を求める。 十二分前に漁船の灯火を確認しているのであれば、十分に衝突回避できたとされる。しかし、あたごは「相手がよけると思った」と自動操舵(そうだ)を続けたという。信じられない大失態だ。より責任が重くなる「十二分前」の公表を防衛省サイドがためらい、対応策に追われていたのではないかと疑われても仕方あるまい。 事故を受け、石破氏は背広組(内局)と制服組(各幕僚監部)の統合・再編を柱とした組織改革に意欲を示している。本来次元の違う話だ。事故が突きつけた重大な意味をすり替えられては困る。 石破氏は「誰が何をやってるのかさっぱり分からない組織になっているのではないか」と、文民統制の中核を担う防衛相にはふさわしくない指摘もしている。 野党の辞任要求にただちに応じられない事情は理解する。真相究明と再発防止策を定めた上で、速やかに自らけじめをつけるべきだろう。 http://mainichi.jp/select/jiken/atagocollision/news/20080227k0000m040156000c.html イージス艦事故:防衛相、航海長を当日聴取 説明で触れず(毎日新聞) 千葉・野島崎沖で起きた海上自衛隊のイージス艦「あたご」とマグロはえ縄漁船「清徳丸」の衝突事故で、石破茂防衛相ら首脳4人が、第3管区海上保安本部(横浜)の事情聴取前に直接、大臣室であたごの航海長から事情を聴いていたことが分かった。航海長をヘリコプターで移送する際は「けが人を運ぶ」と海保から許可を受けていたが、航海長を一緒に連れていくことは伏せていた。航海長は事故前の当直士官で、事故前後の状況を詳細に知る人物。石破氏はこれまで、直接事情を聴いたことを説明しておらず、「密室」での首脳4人による捜査前の聴取は批判を招きそうだ。 関係者によると、海上幕僚監部(東京都新宿区)は事故直後、現場からの情報不足から、あたごの幹部を海幕に呼び出し詳しく事情を聴くことを計画。神奈川・横須賀基地からあたごに到着したヘリが、事故6時間後の19日午前10時ごろ、航海長を乗せ海幕に向かった。この際「けがをした乗組員を搬送する」と海保から許可を得ていた。 航海長は、海幕で約1時間にわたり事情を聴かれ、メモに従い「衝突2分前に緑の明かりを発見、1分前に漁船を見つけ全力後進で避けようとした」などと述べたとみられる。 さらに、これとは別に大臣室で、石破氏のほか増田耕平・防衛事務次官、斎藤隆・統合幕僚長、吉川栄治・海上幕僚長の防衛省と自衛隊の4人が事情聴取していた。海幕による聴取と同様の説明をしたとみられる。航海士は午後2時半ごろ、再びヘリであたごに戻ったという。 石破氏はこれまで、航海長からの聴取内容について、海幕から報告を受けたとだけ説明していた。また航海長の移送と聴取について、防衛省は「事前に海保の許可を得ていた」と説明していたが、3管は26日、「防衛省側から聴取の連絡を受けたのは聴取後だった」と発表した。 海保の捜査段階で、海自が当事者から聴取することは、禁止はされていないが捜査妨害の恐れがある。冬柴鉄三国土交通相は、ヘリでの航海長移送が判明した26日午前の閣議後会見で「海上自衛隊にも内部的な調査権はあるにしても、私の方(海保側)の了解を得てやるのが法の仕組み」と不快感を示した。 ところで、本日の国会で石破さん、どんな答弁をしているのかな?うん、わぁ、これはひどい!もうめろめろ、ダウン寸前だ。よくまぁ、まだ立っているよ! ========================================== 防衛相 航海長聴取は不適切(NHKニュース) 防衛省は、今回の事故が起きた今月19日の午前中、事故直前に当直士官を務めていた航海長を省内に呼び、石破防衛大臣を含む幹部が事故の状況などについて話を聞いていますが、事故の捜査にあたる海上保安庁の了解を得ていたと説明していました。 これについて石破防衛大臣は、衆議院予算委員会の分科会で、「事情聴取は、防衛省として一刻も早く事故の情報を把握し、対外的に説明する必要があると考えての行動だった。結果として海上保安庁の了解を得ないで調査を行っていたことは、内部的な調査であったとしても必ずしも適切ではなかった」と述べ、海上保安庁の事前の了解を得ていなかったことを明らかにしたうえで、一連の対応に問題があったことを認めました。 町村官房長官は、27日午前の記者会見で「防衛省としては、事故を起こした責任もあり、一刻も早く状況を把握して対外的に説明したいと思い、そういう行動を取ったのではないか。一方で、防衛省は海上保安庁の捜査に協力しなければならないのは当然で、状況を把握するにしても、捜査とのバランスを考えなければならない。そして、海上保安庁とよく相談したうえで、できるものは可能なかぎり開示すべきだ。今は海上保安庁の捜査を待ち、一刻も早く事故原因を究明して、責任の所在を明らかにすることが大切だ」と述べました。 これについて、民主党の鳩山幹事長は記者団に対し、「海上保安庁に相談しないまま事情聴取を行うのは許されるべき話ではない。海上保安庁が事情聴取をする前に口裏を合わせておこうということにも使えてしまう。結果としては隠ぺい工作だと思われてもしかたがない。石破防衛大臣をはじめ、防衛省の責任がまた大きくなった」と述べました。
gataro-cloneの投稿
<イージス艦事故>隠していたことが次々ばれるのはバラバラ体質なのか、それとも隠蔽体質なのか?
テーマ:福田政権への批判など
「捜査中、何も分からないということがあってはならない。未確認であっても、今、こういう情報が入っていると、捜査に支障がない範囲で明らかにする必要がある。隠さない、事故を正当化しない」。二十二日の衆院安保委員会での石破氏の答弁である。
2008年2月27日
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http://www3.nhk.or.jp/news/2008/02/27/d20080227000069.html
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