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http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10075757392.html から転載。 2008-02-27 09:20:34 野党側は「知事が都政を私物化し、都民の税金をドブに捨てるようなことは断じて許せない」と400億円の追加出資案撤回を要求した。 これに対して知事は「旧経営陣の非常識な事業運営」などともっぱら旧経営陣に責任を転嫁、「素人が思いついたいい加減な計画でスタートしたことこそ、経営破綻の最大の原因だ」との指摘には、「限られた選択肢のなかではこれしかない」と言い訳に終始し、自らの責任を認めなかった。 日本共産党の松村友昭都議が、1000億円のほとんどをドブに捨てたも同然にした責任を再度追及、「謝罪の言葉が一言もない」「400億円の預託原資があれば、4000億円貸し出すことができる。その方が中小企業が喜ぶ」とし、「知事が簡単に撤退できない銀行業に十分な成算もノウハウもなしに乗り出したことこそ諸悪の根源だ。私財を投じて弁済せよ」と迫り、答弁を求めた。 ところが知事は自らの責任に対する質問の答弁に立たなかった。そのため議場は騒然となった。 「報道ステーション」は、野党の民主党が新銀行東京設立の条例案に賛成した事実を指摘するとともに、都知事が「旧経営陣の非常識な事業運営」としていることに対しても、知事側から開業当初の融資残高目標、9306億円の達成という強い圧力がかけられ、放漫な事業運営につながったと指摘した。 ところで、次の朝日新聞の報道はどうだろう。都議会で問題にされている根本問題にはほとんど触れず、もっぱら旧経営陣の責任を追及する都知事側の立場を後追いするだけの報道になってはいないだろうか。 ========================================== http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY200802260218.html 新銀行東京、「役員友人」の会社に3億円融資 直後破綻 東京都が1000億円を出資し、経営難に陥っている新銀行東京が、06年に民事再生法の適用を申請したベンチャー企業に対し、申請の約2カ月前に3億円を融資していたことが分かった。融資直後の貸付先の経営破綻(はたん)は与信審査をする銀行経営では異例のこと。こうした甘い審査が経営難を招く一因になったとして、新銀行東京は旧経営陣の責任を追及する方針だ。 複数の銀行関係者によると新銀行は06年夏、ICタグなど情報通信システムの研究・運営に携わる都内の企業に3億円を融資。同社は約2カ月後の06年10月、民事再生法の適用を東京地裁に申請し、融資は焦げ付いた。民間信用調査会社の調べでは、同社は従業員約50人で、06年3月期決算で91億円の売り上げに対し、借入金は167億円だった。開発費用がかさみ、経営を圧迫したとされる。 当時の新銀行幹部によると、この案件は本来は役員会に諮る融資額だったが、役員会にかけられなかった。別の幹部に問いただしたところ「役員の友人の会社だからいいんだ」と言われたという。 民間信用調査会社は「普通は売り上げの6割の債務があると危険水域で、ベンチャー企業相手の融資でも論外。ただ、売り上げの伸びを評価したのかも知れない」と指摘する。 新銀行東京は05年4月の開業当初の融資残高目標は9306億円だったが、この融資を実行した当時は2千億円程度。景気回復で大手銀行が中小企業支援を拡大したため、優良な貸付先を確保できず、融資実績を上げようと必死になっていた時期とされる。関係者によると、融資先を開拓した行員には「報奨金」を出していたという。こうした経営実態について、出資者の都も見過ごしていたとみられる。 昨年11月に都局長から就任した新銀行の津島隆一代表執行役は20日、「デフォルト(債務不履行)を容認するような業務執行など旧経営陣の非常識な経営が明らかになってきている」と語り、法的措置を含めて対応するとしている。ただ、個別の案件については新銀行側は「話せない」としている。
gataro-cloneの投稿
<都議会>都営銀行破綻で石原都知事が追及さる/朝日新聞による知事側の旧経営陣責任転嫁の後追い記事
テーマ:石原/都知事選
昨日(2月26日)、都議会において新銀行東京の経営破綻問題で石原都知事の責任が厳しく追及された。朝日テレビの「報道ステーション」でその模様が報道された。
2008年02月26日15時01分
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