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http://www.amakiblog.com/archives/2008/02/24/#000728
2008年02月24日
オバマ大統領の誕生する米国を想像する
オバマ上院議員が民主党の大統領候補になるかどうか、まだわからない。たとえ民主党候補になっても、米国大統領になるかどうかわからない。オバマ上院議員が米国大統領になっても、米国が変わるどうか、わからない。オバマ上院議員の政治家としての評価についても、私には判断出来ない。
しかし、それでも一つだけ断言できることがある。それは、オバマ米国大統領候補は「可能性を見いだす存在である」ということだ。
24日の毎日新聞に、マーチン・ルーサー・キング牧師の右腕であったビンセント・ハーディングさん(76)という人の次の言葉が載っていた。それを読んでそう確信した。
そういえば米国史上に残る公民権運動の指導者キング牧師が暗殺されたのは40年の4月だった。民主主義の指導国家である米国に公民権が認められたのは、わずか40年ほど前でしかなかったことを、あらためて思い出させてくれた。
・・・キング牧師の時代には生まれていなかった若者が支持している。「弱者の痛みに注意を払わない傲慢な者が権力中枢を占めることには反対」と考える人も(今のアメリカには)多い。オバマ氏はそうした層のシンボル的存在だ。オバマ氏は新しい米国の創造者なのだ・・・(自分も含めて)少し前までは、誰もオバマ氏がこれほど有力候補になるとは考えていなかった。彼の躍進を見るにつけ、米国社会に大きな変化が起きていると実感する。あらゆる人々に「可能性」が生まれる社会になったということなのだろう。オバマ氏を支持する人々は、彼の中に自分たちの可能性を見出している・・・
・・・歴史を見ればこの国(アメリカ)の過去が暴力の連続であったことがわかる。オバマ氏にも(暗殺などの)危険はある。しかし、彼ら夫婦は闘っていく決意をした。(註 オバマ氏が暗殺されれば直ちにオバマ夫人が立候補宣言をすると言われている。その場合はオバマ氏よりもっと強力な大統領候補となると言われている)。
オバマ氏を支持する人々は、危険を心配するより、一緒に前進していくことを決意したのだ。
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