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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3786673.html#m0
石破防衛相、「不適切な操船だった」
国会では、防衛省とそのトップである石破大臣の責任を追及する声が続いていますが、こうした中、石破大臣は、イージス艦が事故直前まで自動操舵で直進を続けたことについて、「不適切な操船だったと思う」と述べました。
「いくつかの船が向かっている海域でありますから、そこにおいて、太平洋のど真ん中と同じような自動モードにしておったとするならば、それは適切ではないのではないかと、一般論として私は思います」(石破 茂 防衛相)
さらに野党側は、石破大臣の責任を厳しく追及しました。
「『そこのけ、そこのけ、イージス艦通る』。根底の心の中に、官尊民卑の発想があるのではないか」(民主党 鳩山由紀夫 幹事長)
「もし今後、情報の隠ぺいや操作のようなことがあったとしたら、これは大臣の辞任も含めての責任を取らなければならない事態になるというご認識はありますか」(社民党 辻元清美 衆院議員)
「その認識はございます」(石破 茂 防衛相)
石破大臣は、もし防衛省が情報操作を行ったとすれば、「責任をとるのは当たり前だ」と述べ、辞任する考えを示す一方、情報の混乱については、情報が入ってくる時間や入手先が違う事があると釈明しました。
その石破大臣、衝突した漁船が属する千葉県の漁業団体の代表者と会談しました。
「今回また重大事故が発生したことは、航行および漁業操業の安全を大きく揺るがすものであり、強い怒りを禁じ得ない。県下漁業団体の総意をもって厳重に抗議する」(千葉県漁業協同組合連合会 小滝季儀 副会長理事)
「大臣の責任において、行方不明者親子2人の捜索をぜひやっていただきたい。そういうことを申しました」(千葉県漁業協同組合連合会 小滝季儀 副会長理事)
こうした中、福田総理は、事故の通報の遅れについて、「防衛省の体質によるものがあるかもしれない」と述べ、石破大臣に、引き続き職にとどまり、防衛省改革に全力で当たるよう指示しました。(22日16:40)
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