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http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080216ddlk35010375000c.html
出直し岩国市長選で、福田良彦市長に1782票差の小差で敗れた井原勝介前市長が15日、毎日新聞のインタビューに応じた。空母艦載機の岩国基地移転を巡る民意の動向や、福田市政への思い、4万5000票余りの支持を受けた自身の今後の政治活動などについて答えた。一問一答は次の通り。【大山典男、内田久光】
−−9年間の市政の成果、実績は。
◆大きな課題には市民の意思を大切にした民主主義が実現できるようにした。自らの町のことは自らが決めていくという市民の意識が高まった。それが成果だ。
−−米軍再編への立場は一貫していたが、結果的に市を二分したのでは。
◆私のスタンスが市民を二分したわけでない。国の圧力、(容認派から)誤った情報が流されて、不安が高まり二分させられた。(容認派が)国にすり寄り、自ら(分断を)招き入れた部分もあるだろう。今でも(移転反対の)民意は変わっていない。私を先頭に立て、一つになって国と交渉していれば、もっと強い姿勢で臨むことができた。
−−心残りは。
◆艦載機移転は14年で、これからが大切な時期。現市長はどんどん受け入れていこうという姿勢。岩国の行く末が心配。国の言いなりになっていくのでは。安心、安全対策が不十分なままでは容認すべきでない。
−−選挙の敗因は。
◆国の圧力、岩国の財政についてのデマや(移転を)受け入れればバラ色になるという過大な宣伝。それらによる不安を押しとどめることができなかった。合併による地域作りがまだできてないという不満もあった。
−−今後どうする?
◆岩国に住んで、一人の市民としてどうかかわっていくか考えたい。将来的にどうするかは、今は申し上げる段階でない。
−−沖縄の少女暴行事件については。
◆基地機能のこれ以上の強化は、いろんな意味で基地周辺の住民の負担が増えるという(典型的な)例だと思う。
〔山口東版〕
毎日新聞 2008年2月16日
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