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石油卸商社「石橋産業」(東京)をめぐる巨額手形詐欺事件で、詐欺などの罪に問われた許永中(60)、元特捜検事の弁護士田中森一(64)ら四被告の上告審で、最高裁第一小法廷(横尾和子裁判長)は、上告を退ける決定をした。決定は十二日付。許被告の懲役六年、田中被告の懲役三年の実刑判決が確定する。
共犯とされた許被告の側近二人は執行猶予付きの有罪が確定する。
許被告らは「石橋産業の合意を得た上での取引だった」と無罪を主張したが、一審の東京地裁判決は、許被告に懲役七年、田中被告に懲役四年の実刑を言い渡した。
二審の東京高裁判決は「石橋産業が手形債務訴訟で勝訴し、巨額の損害は現実化しなかった」として、許被告を懲役六年、田中被告を同三年にそれぞれ減刑した。
一、二審の判決によると、許被告らは一九九六年、石橋産業側に中堅ゼネコン「新井組」の株式買い取りを持ち掛け、購入代金として石橋産業側が支払う手形をだまし取ろうと計画。「手形は取り立てには回さない」と虚偽の説明をして代金の約束手形(額面計百七十九億千七百五十万円)を詐取した。
許被告は九一年に関西の中堅商社「イトマン」をめぐる特別背任事件で大阪地検に逮捕、起訴された。既に商法と法人税法違反の罪で懲役七年六月、罰金五億円が確定。公判中に約二年間失踪(しっそう)したが、現在は服役中。今回の判決と合わせて懲役刑の期間は十三年六月となる。
田中被告は大阪、東京各地検で特捜部に在籍。撚糸(ねんし)工連汚職などの大型事件を手掛けた。一九八八年に弁護士に転身。検事時代の捜査経験や弁護士として出会った暴力団幹部、「バブル紳士」らとの交友を赤裸々に書いた「反転 闇社会の守護神と呼ばれて」は、二十七万部のベストセラーになった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008021402087308.html
許永中受刑者と田中元特捜検事、実刑確定へ…石橋産業事件
石油卸商社「石橋産業」側から約179億円の約束手形をだまし取ったとして、詐欺罪などに問われた不動産管理会社元代表・許永中受刑者(60)と元東京地検特捜部検事で弁護士の田中森一被告(64)ら4人の上告審で、最高裁第1小法廷(横尾和子裁判長)は上告を棄却する決定をした。
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決定は12日付。許受刑者を懲役6年、田中被告を同3年とした2審・東京高裁判決が確定する。
許受刑者は、戦後最大級の経済事件ともいわれた「イトマン」事件で2005年10月に懲役7年6月、罰金5億円の実刑判決が確定後に服役しており、刑期が延長される。田中被告は刑が確定すれば弁護士資格を失い、収監される見通し。
このほか、許受刑者の関連会社元役員の田中久則(54)と尾崎稔(61)の両被告も執行猶予付き判決が確定する。1、2審判決によると、許受刑者らは1996年、石橋産業側に許受刑者の関連会社がノンバンクに差し入れていた建設会社株の買い取りを要求。代金として約179億円の約束手形をだまし取った。
1審・東京地裁は、許受刑者を懲役7年、田中被告を懲役4年としたが、2審判決は「石橋産業側が振り出した手形は、その後の訴訟で無効とされ、実害は出なかった」として2人の刑を1年ずつ軽減していた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080213-OYT1T00544.htm?from=navr
マスコミ活動の田中被告と健康不安の許被告 - MSN産経ニュース
有罪が確定する田中森一被告は昨年、自伝を出版するなどマスコミで積極的に活動するほか、冤罪(えんざい)をテーマにしたシンポジウムにも参加していた。一方、許永中被告は、かつて政界から闇社会まで幅広い人脈を持つ大物フィクサーとして名をはせたが、最後に公の場に姿を見せた平成18年1月の2審判決の言い渡し中に倒れるなど、健康に不安があるとみられる。
田中被告は昭和18年生まれ。46年に検事に任官、大阪地検特捜部や東京地検特捜部などで勤務し、特捜検察のエースとして活躍した。63年に検事を辞職し、大阪市内に事務所を開設して弁護士として活動を開始した。
暴力団幹部や「イトマン事件」で実刑が確定した元イトマン常務らの顧問弁護士を務めた。
上告中の昨年、『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』(幻冬舎)や『検察を支配する「悪魔」』(講談社)などを出版。古巣の検察を厳しく批判していた。また、「上告が棄却されたら弁護士バッジを返上する」などと発言している。
許被告は昭和22年に大阪で生まれた。仕手戦や企業乗っ取りで、たびたび名前が取りざたされていた許被告の名前が一気に表舞台に出たのは、大阪地検特捜部が平成3年に摘発したイトマン事件だった。
その後、国会議員との交際など幅広い人脈が明らかになったが、バブル崩壊後は資金繰りに行き詰まり、かつての力は失っているとみられる。
イトマン事件の公判中の9年、渡航先の韓国で消息を絶ち、11年に都内のホテルで身柄を確保されるまで逃走を続けた。
また、2審判決で「健康が不安定」と指摘されたように、許被告は1、2審判決とも、言い渡し中に一時、意識を失っている。2審判決では、公判が一時中断。
刑務官の呼び掛けにも答えられず、大物フィクサーといわれたかつての面影はなかった。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080213/trl0802131948012-n1.htm
※コメント:
>許被告1、2審判決とも、言い渡し中に一時、意識を失っている。
これって、どーゆー意味?
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