★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK47 > 237.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.asahi.com/politics/update/0211/TKY200802110004.html
2008年02月11日06時51分
ミュンヘン安全保障会議に出席した高村外相は10日、アジア地域の安定の構築をテーマに演説し、「日本は『平和協力国家』として、国際社会において積極的な責任と役割を果たしていく」と述べ、国連平和維持活動(PKO)など自衛隊の海外派遣に前向きに取り組む姿勢を強調した。9日にはロシア、米、ドイツの関係閣僚とも会談した。
演説では「現行制度下で参加できる国連ミッションへの参加を積極的に進めたい」としてPKOへの取り組みに言及したうえで、自衛隊の海外派遣を随時可能にする恒久法(一般法)についても「必要な法制度の検討を進めていきたい」と語った。中国の軍拡にも触れ「軍事力の近代化や軍事費の増大は地域の懸念を増大させる」として、欧州連合(EU)側による対中武器輸出解禁の動きを牽制(けんせい)した。
9日夕(日本時間10日未明)には、ミュンヘン市内でロシアのイワノフ第1副首相と会談し、プーチン政権後の日ロ関係進展に向けて、北方領土問題の進展を求めた。イワノフ氏は「56年宣言が(解決に)最も近づいた地点だ」と述べ、平和条約締結後に歯舞・色丹を引き渡すことを定めた56年の「日ソ共同宣言」が交渉の出発点との考えを改めて示した。また、温室効果ガスの排出量取引などに関する両国の政府間協議を27日に東京で開催することを確認した。
日独外相会談では、7月の北海道洞爺湖サミットで核不拡散問題を議題としたいとの日本側の意向を伝え、この問題の重要性で認識が一致した。ゲーツ米国防長官は、海上自衛隊が給油活動を再開することに謝意を表明した。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK47掲示板
フォローアップ: