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(1)「反対」41%(2)「条件付き賛成」33%(3)「反対だが仕方ない」20%(4)「無条件で賛成」2%【毎日新聞】
http://www.asyura2.com/08/senkyo47/msg/228.html
投稿者 tk 日時 2008 年 2 月 11 日 13:59:26: fNs.vR2niMp1.
 

(回答先: 岩国市長選 福田良彦氏が当確(NHK) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 2 月 10 日 23:13:58)

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080211ddm002010034000c.html

クローズアップ2008:山口・岩国市長選(その2止) 基地の見返り求め

 ◇米軍移転、強固な「反対」減少 「仕方ない」層は福田氏に

 毎日新聞は岩国市長選で、テレビ山口(tys)と協力して出口調査を実施した。艦載機移転への強固な反対派が減少する一方、移転受け入れの代わりに一定の見返りを期待する層が福田氏に流れ、それが勝因となったことがうかがえた。

 市内の30投票所を無作為に抽出、投票を終えた直後の有権者に質問し、1403人から回答を得た。

 艦載機移転は(1)「反対」41%(2)「条件付き賛成」33%(3)「反対だが仕方ない」20%(4)「無条件で賛成」2%−−の順。「反対」の89%が井原氏に投票したと回答、福田氏は11%にとどまったが、「反対だが仕方ない」層は福田氏が82%の支持を集め、井原氏の18%を大きく上回った。

 「最も取り組んでほしい課題」を六つの選択肢を挙げて質問したところ、「市財政の再建」が最多の31%。「艦載機移転で反対を貫く」(24%)と「艦載機移転で国と条件交渉をする」(20%)の基地問題を上回った。財政再建を挙げた人の80%は福田氏に投票と回答。「基地問題とともに財政再建も大事」という争点づくりを展開した福田氏の戦術が奏功した形だ。

 06年前回市長選で井原氏に投票と答えた人で、今回も井原氏に投票したと回答した人は63%。36%は福田氏を挙げ、井原氏が前回の支持層を固め切れなかったことが浮かんだ。【中田卓二、古本陽荘】

 ◇自民、補選に弾み

 岩国市長選で前自民党衆院議員の福田氏が初当選し、推薦・支持は見送ったものの実質支援をした同党は「4月27日の衆院山口2区補選に向けて弾みがついた」(選対幹部)としている。これに対し、大阪府知事選に続いて地方の重要選挙で連敗した民主党には危機感が広がった。

 「天下分け目の総選挙に向かって地方選でも与党が積み上げていくことが大事」。自民党の古賀誠選対委員長は10日夜、記者団に市長選勝利の意義を強調した。次の大きな課題の補選については「2月中には候補者のめどを立てたい」と語り、候補者選考を本格化させる考えを示した。

 自民党は衆院山口2区で00、03年と民主党候補に敗れている。05年郵政選挙こそ福田氏が勝ったが、もともと足腰の弱い地域。市長選の勢いを補選につなげたい考えで、候補には山口県選出の林芳正参院議員らの名前が取りざたされている。

 一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「今回は党として動いていない。接戦だったので補選は十分に勝てる」と指摘。赤松広隆選対委員長も「党が前面に出る補選は全力を挙げて戦う」と語り、敗戦の影響を最小限にとどめたい思いを示した。

 ただ、当面の政局などへの影響は避けられないとの見方も出ており、出はなをくじかれたのは事実だ。【野口武則】

毎日新聞 2008年2月11日 東京朝刊

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