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http://list.jca.apc.org/public/aml/2008-February/017690.html
[AML 18175] 村岡到:岩国市長選挙の善戦を活かす闘いを
村岡到 logos at nn.iij4u.or.jp
2008年 2月 11日 (月) 11:13:48 JST
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村岡到:岩国市長選挙の善戦を活かす闘いを
2月10日、投票の岩国市長選挙は、空母艦載機部隊の移転反対を貫いた井原前市長の惜敗となった。当選は、衆議院議員から転身した自民党の福田良彦氏。得票は、45,299票対47,081票で、差はわずか1782票。得票率にすれば、49%対51%。有権者は121,717人で投票率は76.26%、前回よりも11%も伸びた。
まことに残念な結果であるが、きわめて善戦したと評価できる。
福田政府は、岩国市の新市庁舎建設(周辺町村合併による)のための補助金35億円を凍結し、福田陣営は井原氏が当選すると夕張市のように破産すると宣伝した。この重圧をはねのけた岩国市民の良識に敬意を表したい。福田新市長を待ち受けているのは、過半数に近い基地移転反対の民意であり、基地がもたらす災厄の発生である。
私たち政治の変革をめざす市民連帯は、選挙直前になって支援を呼びかけ、わずかにカンパを5万円送ることしかできなかった。この自らの非力をふがいないと反省するところから、岩国市民との連帯は始まる。敗戦の重い現実をただ嘆いたり、最後的評価を下す前に、自分はその結果にどのように関わったのかを真剣に考えるほうがよい。
なお、裁判の判決や選挙について、思わしくない結果だと、直ちに司法の死だとか、民主主義の死だと錯覚する傾向があるが、現実は紆余曲折に満ちていることを知る必要がある。今回の場合で言えば、投票率が11%も上がったことは、民主主義の前進とすら評価できる。これが投票率20%でもあったのなら、あるいは井原氏の得票率が10%でもあったのなら、岩国での〈民主政〉(=民主主義)は死にかけていると言わなくてはならない。
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