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http://www.chugoku-np.co.jp/iwakuni/Editorial/Ie08020601.html
'08/2/6
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▽基地強化では発展せぬ 米軍再編対応、安全の観点で
―立候補の動機は。
米空母艦載機の岩国移転の問題を中心に市議会と対立が生じた。あらためて民意を問う必要があると考えて辞職し、出直し市長選を選んだ。
―艦載機の移転、どう対応しますか。
市民生活への影響が大きい。子どもたちのためにも、国が決めたから来るものは来ると簡単にあきらめられない。安全、安心の観点から納得できる解決策を探し、合意を目指す。
―具体的には。
国は、市庁舎建設の補助金見送りに象徴されるようアメとムチの手法で、地方の意思を抑え込もうとしている。出直し市長選の結果を受け、市民の声を一つにする。補助金の問題も含めて福田康夫首相に直談判し、早期の打開を図りたい。
―財政再建はどう取り組みますか。
財政の苦しい市町村が合併した。借金に当たる市債は一千億円を超えている。財政健全化計画に基づき、七年間で百五十億円を削減する。職員数も減らす。基地と引き換えにお金を取ってこなくても、行財政改革を進めれば、再建はできる。
―愛宕山への米軍住宅の建設について、どう考えますか。
在日米軍の再編自体を容認する状態になく、それに伴う米軍住宅の建設も考えられない。
―旧岩国市の住民投票をどう位置づけますか。
基地があって直接、被害を受けるのは旧市部の住民だ。再編への基本的な民意を確かめたとして、政治的には重い意味を持っている。
―当選しても、市議会は容認派が多数ですが。
今回、示される民意は大変重い。結果は市民も議会も尊重すべきだ。岩国が分裂していては市民の利益にならない。市民の意思を再統一したい。
―何を有権者に訴えますか。
基地の機能強化と引き換えに、お金や公共事業を取ってきても、岩国は発展しない。補助金の交付を受けてきた岩国の過去から、われわれは学んでいる。市民を大切にする政治を、どう進めるのかが問われている。
―周辺対策は、どう対応しますか。
合併してまだ二年。十分に対応ができていない。過疎や高齢化、農林業の問題などを受け止め、合併してよかったと思えるようにしたい。錦帯橋を中心に歴史や文化、自然を活用した魅力ある地域をつくりたい。(川井直哉)
いはら かつすけ 岩国市錦町出身。東大法学部卒業後、労働省(現厚生労働省)に入省。1999年の旧岩国市長選で初当選し、2期務めた。2006年4月の合併に伴う新・岩国市長選で当選。趣味はジョギング。陣営カラーの黄色は「派手で目立って元気のいい色」と初めての選挙から使う。性格は「柔軟で優しい」。好きな言葉は「個性」。妻と一男。
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