★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK46 > 933.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: アフガン外相「平和憲法を持つ日本に自衛隊派遣は求めない。最善の役割は、民間の復興支援だ」 投稿者 新世紀人 日時 2008 年 2 月 06 日 13:31:18)
http://mainichi.jp/select/world/news/20080206ddm007030050000c.html
アフガン:タリバンと和解協議 対テロ戦、行き詰まりを象徴
来日中のスパンタ・アフガニスタン外相が5日、毎日新聞に対し、旧支配勢力タリバンの一部と和解協議に入っていると明らかにしたのは、米軍主導のアフガンでの「テロとの戦い」が行き詰まり、アフガンの治安悪化が武力だけでは解決できない段階に至っていることを示したものだ。
タリバンは01年の米軍によるアフガン侵攻で政権を追われたものの、勢力を回復しつつある。復活の背景にあるのは、米軍主導の軍事作戦の目的がアルカイダやタリバン掃討に偏り、アフガン国民のためとの視点が抜け落ちてきたことだ。軍事作戦優先で、貧しい農村の農業環境や生活は一向に改善されないままだ。政権交代の恩恵を受けられない農村のタリバン支持は衰えず、復活の揺りかごの役割を果たしてきた。
外相は日本に対し軍事分野ではなく、教育面など民生分野の支援を求めた。農民の生活改善が実現すれば、アフガン情勢全体の好転にもつながる。だが治安が悪い地方には非政府組織(NGO)などが入れず、支援活動に取り組めないジレンマも抱える。
カルザイ大統領は昨年9月、中部ガズニ州知事にタリバンと関係の深い人物を任命。同州や北西部バドギス、ファリヤブ州でタリバンのメンバーを州政府スタッフに採用した。バドギス州政府幹部は1月、毎日新聞に「治安はよくなった」と語り、タリバンの政権内への取り込みはカルザイ政権の治安回復戦略の柱になりつつある。
ただタリバン内部には「見せ掛けの和解」との警戒感も根強く、交渉がスムーズに進むかは未知数だ。アフガン国会内にも、09年に予定される大統領選で再選を目指すカルザイ氏の「人気取りに過ぎない」と非難する議員も少なくない。【ニューデリー栗田慎一、外信部・西尾英之】
毎日新聞 2008年2月6日 東京朝刊
2 81 +−
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK46掲示板
フォローアップ: