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<またもF15墜落>政府は深刻さ認識せよ【沖縄タイムス】/不可解な欠陥機の野放し【琉球新報】(どこへ行く、日本。)
http://www.asyura2.com/08/senkyo46/msg/876.html
投稿者 gataro 日時 2008 年 2 月 04 日 20:18:18: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10070286009.html

2008-02-04 20:12:24
gataro-cloneの投稿

<またもF15墜落>政府は深刻さ認識せよ【沖縄タイムス】/不可解な欠陥機の野放し【琉球新報】
テーマ:軍事問題(集団的自衛権、基地問題など)


昨年11月にミズリー州で墜落事故を起こしたため、これまで二転三転しながら沖縄での飛行停止処置をとっていたF15戦闘機。実は2月1日、ハワイ州でまたも同型機が墜落事故を起こしてしまったのだ。住民感情として沖縄に配備されている同型機の安全性に不安が募るのは当然のこと。沖縄2紙が社説でそのあたりのことを次のように論じている。

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http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20080204.html#no_1

社説(2008年2月4日朝刊)
[またもF15墜落]
政府は深刻さ認識せよ(沖縄タイムス)

 米ハワイ州空軍所属のF15戦闘機が訓練中、オアフ島南約百キロの海上に墜落した。
 F15といえば、二〇〇七年十一月に米ミズーリ州で墜落事故を起こし、構造上の問題が明らかになったばかり。しかも米軍は、原因究明のため同型機の飛行を停止したのもつかの間、事故調査も終わらないうちに点検済みのF15の飛行を再開、その直後に新たな問題が見つかって再停止に追い込まれるなど、対応が二転三転した。

 事故が住民の不安を募らせ、事故後の対応が米軍への不信感を一層かき立てた。このようなケースは復帰後初めてだ。過去に例のない異常な展開の中で、またもF15の墜落事故が起きてしまったのである。

 政府は事態を深刻に受け止めるべきだ。住民の不安を解消することは政府の義務である。

 F15に一体、何が起きているのか。問題を整理するため、昨年十一月以降の動きを年表風に追ってみたい。

 ▽昨年十一月二日、米ミズーリ州でF15戦闘機が空中戦闘訓練中に墜落。「構造上の問題が発生した可能性がある」として米空軍は、四日から嘉手納基地のF15を含む同型機の飛行を全面停止した。

 ▽嘉手納基地報道部は十一月二十一日、点検を終えたF15の飛行訓練を二十六日から順次再開する、と発表。詳しい事故原因が明らかにされないまま、地元自治体の反対を押し切ってF15の飛行が三週間ぶりに再開された。

 ▽米空軍は同二十八日、事故調査で新たな問題が見つかったため、最新鋭のE型機を除くすべてのF15について飛行を再停止すると発表した。機体構造を支える「ロンジロン」と呼ばれる縦通材の亀裂は嘉手納基地のF15からも見つかっている。

 ▽嘉手納基地報道部は〇八年一月十日、点検を終えた一部F15の飛行を十四日から再開すると発表。縦通材の厚さが規定に達していないF15の飛行停止措置は継続される、と説明した。

 老朽化したF15には、米軍でさえ事態を深刻に受け止めるほどの、構造的な欠陥があったのだ。

 嘉手納基地のF15は、大半がミズーリ州で墜落事故を起こしたC型で、ハワイ州オアフ島沖に墜落したD型も一部配備されている。

 であれば、何よりもまず嘉手納基地所属のすべてのF15を再度、飛行停止することが必要だ。

 飛行停止と再開の繰り返しは、住民の不信感を高めるだけである。政府に対しては、住民の撤去要求を踏まえ、毅然とした対応を求めたい。

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http://ryukyushimpo.jp/news/storytopic-11.html

社説
F15墜落 不可解な欠陥機の野放し(琉球新報)

 墜落事故が絶えないというのに、どうして日本政府は米側に強く迫れないのだろう。「安全に留意を」などでなく、「飛行を止めろ」ではないのか。重大な欠陥が明らかな戦闘機を、沖縄を含む国内で野放し状態にする理由が分からない。
 米メディアによれば、ハワイ州オアフ島沖の海上で1日、2機で空中戦闘訓練中だった米空軍ハワイ州兵部隊所属のF15D戦闘機(2人乗り)の1機が墜落した。操縦士は脱出して無事だったが、危うく惨事になるところだった。
 操縦士の話だと、機体が操縦不能になり、機械上の何らかの故障が発生した。その通りであれば、操縦ミスなどではなく、機体そのものに大きな欠陥があったことになる。米軍は事態を重大かつ深刻に受け止め、F15すべての飛行を直ちに中止すべきだ。
 F15については昨年11月の米ミズーリ州での墜落事故を受け、全F15の飛行停止措置が取られた経緯がある。その後、米空軍の調査で、保有する全F15のうち9機(うち2機は嘉手納基地所属)で機体の構造を支える縦通材に亀裂が見つかった。およそ4割は縦通材の厚さが規定に達していないことも判明している。
 ところが米軍は、ことし1月中旬から嘉手納基地でF15の飛行を再開し、周辺住民が不安と怒りを募らせていた。飛行再開に当たって空軍は「指定された点検を完了し、製造元の規定を満たした」と説明したが、少しも信用できないことが、今回のハワイ沖の事故で明白になった。
 根拠のない「安全宣言」で飛行を強行してきた米側は論外だが、これに強く抗議できない日本政府の姿勢も問われる。外務省は、駐日米大使館を通じて「F15の飛行に際しては安全に十分留意するよう伝えた」としているが、その内容では不十分である。基地周辺住民は納得しないだろう。
 米政府が「F15はもう安全」と言い張るなら、まずはホワイトハウス(米大統領府)やペンタゴン(国防総省)上空で、少なくとも1年以上、飛び交ってもらおう。そうも言いたくなる。
 いずれにしても、墜落事故が再び起きたということは、F15は安全でなかったという証しであり、政府は米側に明確な説明を求めてしかるべきだ。その説明も引き出せずに、欠陥機を野放しにされては住民はたまったものでない。
 沖縄は半世紀余にわたり、米軍の戦闘機やヘリコプターなどの墜落におびえてきた。実際、悲惨な事故も何度か起きている。異常な状態は1日も早く脱しないといけない。基地周辺住民の訴えを政府は正面から受け止め、今度こそ米側に「欠陥機撤去」を強く迫ってもらいたい。

(2/4 9:54)

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