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米軍再編に伴う米空母艦載機移転の是非を問う山口県岩国市の出直し市長選が3日告示されたが、自民、民主両党とも表向きは「地元任せ」の構えだ。しかし一皮めくると、前自民党衆院議員、福田良彦氏の市長選出馬に伴う福田政権発足後初の国政選挙、衆院山口2区補選(4月27日投開票)をにらんだ思惑がのぞく。
「岩国で負けて衆院2区でもやられると山口は総崩れ。どうかよろしく」。1月下旬、山口県選出の自民党国会議員が東京・永田町の議員会館で、支持団体に片っ端から電話をかけた。
山口2区は05年の前回こそ福田氏が辛勝したものの、それ以前は自民候補が2回連続で民主党の平岡秀夫氏に敗れた。その平岡氏は既に補選に立候補を表明している。
自民党は、市長選での幹部らの応援が基地問題の争点化につながり、前市長の井原勝介氏側に有利に働きかねないと見る。悩んだ末、党選対は先の大阪府知事選で圧勝した橋下徹氏のビデオメッセージ応援などで盛り上げを図る。「補選の候補選びは市長選の結果次第」と語る自民党議員の電話作戦は、危機感のあらわれだ。
一方の民主党は、地元県議が街頭演説などを通して井原氏を「勝手連」的に支援するのに任せている。「市長選より衆院補選が重要。補選では、反対派だけでなく容認派も巻き込まなければいけない」と党幹部は語る。
井原氏に表立った支援を控えるのは「米軍再編の是非であまり明確なメッセージを出すのはどうか」(党幹部)との配慮から。「基地問題を争点にしたくない」との思惑は自民党と一致している。【上野央絵】
最終更新:2月3日17時58分
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