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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080203AT3S0200J03022008.html
米軍岩国基地への空母艦載機移駐に反対する市長の辞職、再出馬に伴う山口県岩国市の出直し市長選が3日告示された。移駐容認派が担ぐ新人で前自民党衆院議員の福田良彦（37）と、前市長の井原勝介（57）の無所属2氏が立候補を届け出た。投開票は10日。
厚木基地（神奈川県）からの艦載機移駐は在日米軍再編の計画の柱の1つ。選挙結果は沖縄県など他地域の米軍再編の行方にも影響必至で、今後の日米関係や日本の安全保障政策にかかわる選挙戦となる。 (21:23)
＜関連記事＞「時事通信」
2008/02/03-11:05 出直し岩国市長選、２氏が立候補＝米艦載機移転の是非争点−山口
在日米軍再編に伴う岩国基地への空母艦載機移転の是非を最大の争点とする山口県岩国市の出直し市長選が３日告示され、移転容認派が擁立した前自民党衆院議員の福田良彦氏（３７）と移転に反対する前市長の井原勝介氏（５７）の無所属２氏が立候補を届け出た。投開票は１０日。
井原氏は移転容認派が過半数を占める市議会との対立が続き、「民意を問いたい」として昨年１２月に辞職し、再選出馬を表明した。
騒音被害が問題になっている厚木基地（神奈川県）から艦載機５９機が移転される計画について福田氏は「国の言いなりにはならないが、治安や騒音の不安を解消できれば協力する」とし、容認を前提に条件交渉に入る考えを示している。井原氏は「あまりにも過大な負担」と主張している。
井原氏が合併前の旧岩国市長だった２００６年３月に実施された住民投票では、移転反対が投票総数の９割近くを占めた。翌４月の市長選でも井原氏が移転反対を掲げ、自民推薦の容認派候補に圧勝。今回の出直し市長選は、移転計画への地元の民意が示される３度目の機会になる。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008020300026
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