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2.食料囲い込み政策で日本はどうなる?
World Report 1月15日号
http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_080115_2.html
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今世界の小麦生産国は【囲い込み政策】を取り始めており、日本が小麦を入手できなくなる日も近いかも知れません。
ロシア 2007年11月より小麦輸出に10%の輸出税課税
アルゼンチン 2007年11月より輸出承認制度を廃止、事実上の輸出規制
カザフスタン 2007年11月より輸出制限
中国 2008年1月より小麦等に5〜25%課税
ウクライナ 2007年11月より輸出制限
セルビア 2007年8月より輸出規制
すでに、日本向け輸出が激減している事例も出てきています。
旱魃(かんばつ)に見舞われたオーストラリアでは日本向け『プライムハード』という中華めん等に使われる小麦粉の日本向け輸出量が2006年度は28万トンでしたが、今年は1万トンにまで激減するとも見られており『価格上昇どころか現物の確保自体が難しくなっている』と農水省の幹部は述べています。
今はまだ米国が輸出を続けていますので問題はありませんが米国が食糧安保を発動すれば、日本は途端に食糧難に陥ります。
ある有名な国際経済学者は、以前このように述べていました。
『米国から買わなくても日本の力からすればオーストラリア、アルゼンチン等世界中から買えるから問題ない』
国際政治学者ですらこのようないい加減なことを堂々と述べているのですが、今、オーストラリアが旱魃(かんばつ)の影響と国内保護のために駄目、アルゼンチンも輸出規制に入り駄目となっており、この国際政治学者の見方は見事に外れていますが、お金で買えるものと買えないものがあることをこの国際政治学者も日本人は分かっていません。日本人はお金で何でも買えると思っていますが、世界は違います。
この人物・国なら売ってあげてもよいという態度なのです。
日本は戦後『アメリカを追い越せ』とばかりに猛烈に働き、そしてそれなりの地位も生活も確立しましたが、バブル期に架空の地位に酔った日本人が多くなり優越感に浸り他国の民族を蔑みそして働かなくなり、結果、他国から蔑まれ今やその地位も落とし始めているのですが、大多数の日本人はそれに気づいていません。
自国民が食べる食糧を他国に頼って一体どうなるでしょうか?
米国・カナダ・オーストラリアが日本を見放した時、日本には悲劇が訪れますが、その覚悟は日本国民にあるでしょうか?
そして上記3ヶ国に旱魃(かんばつ)が襲ったとしたら・・・。
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