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メタミドホスが混入した中国製冷凍餃子が連日トップニュースである。なぜ冷凍餃子の中にメタミドホスが入ったのかは、今後中国の警察当局によって解明されるであろう。また解明してもらわなければならない。これは刑事事件である。そのことについて私が予断をもって述べることは差し控える。しかし、問題の冷凍餃子を食べた人が多数おり、中毒の疑いがある人が数百人もいたのに、その発覚がかくも遅れ、多数の被害者が出たのはなぜなのだろうか。 冷凍餃子を食べた人が体の変調を覚えたときは、いずれにしても“事件”である。食中毒によるものか。それとも科学的物質によるものか。あるいは細菌などによるものか。そのいずれかくらいは、専門家がみればおおよその見当がつくと思うのだが・・・・。これは素人の見方なのだろうか。仮に判らないとしてもその場合には、科学的物質の疑いをもたなければならない。科学的物質の疑いがあるとすれば、直ぐにでも警察は捜査をしなければならない。 メタミドホスの毒性は極めて強いものという。今回幸いにも死者は出ていない。不幸中の幸いである。もし死者が出ていたとすれば、警察はもっと適切な措置をとったのだろうか。科学的物質によっては、直ちに死に至らなくても肉体に大きな損傷を与え、あるいはかなり経ってから死をもたらす場合も十分あり得る。今回のメタミドホスの入った冷凍餃子を食べた人で中毒症状が出た人がかなりいるのに、警察や厚生労働省がいかなる対応をし、いかなる措置をとったのか、少しも明らかにされていない。これは刑事事件ではない。人の命を守るという政治の問題である。 舛添厚生労働大臣は、年末年始だったので対応が不適切だったといっていた。生命・身体に関わることに年末も年始もないだろう。何かあるとよくシャシャリ出る大臣だが、自分の為すべきことが少しも分かっていないのである。みのもんたも、最近では「舛添大臣は頑張っている」ともういわなくなった(笑)。この大臣は、口が達者なだけなのだ。警察庁は、会見もしていないし、コメントも出していない。いったい今回の事件をどう考えているのか。国民の生命・身体を守るのは、警察のもっとも重要な使命ではないのか。 福田首相は、警察と厚生労働省に“喝!!”入れなければならないのだ。ここで“喝!!”を入れないということは、入れる気がないということである。しかし、そんな素振りも雰囲気もない。相変わらず、“ノホホン”としている。なぜか。それは万事にわたり官僚のいいなりだからだ。福田首相をこのまま総理大臣の席に座らせていたら、日本は確実にダメになる。国民の命も危うくなる。今回のことでそう感じた人が多いのではないだろうか・・・・・。 それでは、また。 |
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