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http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/53526664.html から転載。
橋下大阪府新知事のねじれ現象(地方自治56)
2008/1/28(月) 午後 1:01
大阪府知事にタレント弁護士橋下徹が圧倒的な差で当選した。
自民、公明の、組織票に、大阪府民の「お笑い100万票」が上乗せされ、180万票になったという評価がある。
対立候補の民主党候補は、大阪府民の好きな、「庶民向けの顔」ではなかった。どちらかというと地味な感じで、しかも財界、経済界よりの印象。
これに対して、橋下候補は、政策で訴えないで、情、感覚、パフォーマンスで、「大阪を変える」と叫んだ。大阪のオバチャン達が好きな庶民の顔と語り。
「知名度」にプラスして「若さ」「エネルギー」「改革」「変わり者」に期待して投票した府民も多い。
橋下候補に投票した人達を、知名度、パフォーマンス、「お笑い100万票」の結果と「笑い飛ばす」と、大阪府民の声なき声を見過ごす可能性がありそうだ。
若い世代を初め、大阪庶民の中の多くに、生活、社会に閉塞感が、漂っている。
これらの層は、現状への急激な変革を求めている。
この人達には、社会的に声を上げたくても、声を上げることができない層も含まれる。
3兆円とか4兆円の大阪府政の赤字財政も簡単ではない
従来の延長線の府知事候補では、この生活、社会、大阪府政を改革できないと、府民は感じた。
一風変わった知事なら、社会や府政を改革してくれると期待し、橋下に投票した層も相当数あるだろう。
この層の期待に応えようと思えば、橋下知事は「大化け」して、閉塞社会、府政をぶち破るしか道がない。
ところが閉塞社会や府政を作ったのは、自民、公明の与党。
「大化け」しようとすると、橋下候補を支援した自民、公明と「ねじれ現象」が生じる。
大阪府政の利権や、権益は、これらの与党が握っているからだ。
支持政党の自民、公明に依拠して改革しようとすると、それは「コップの中の改革」であり「パフォーマンス改革」でしかない。
彼に投票した多くの府民と「ねじれ現象」が生じる。
無党派で当選した知事や市長などと違う点だ。
橋下知事が、支持者の期待に応えて、化けるか、それとも、「口先だけの改革」に終わるか、大阪府民は橋下新知事をしばらく注視する必要がありそうだ。
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