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一週間前くらいからチラホラと話が出ていた“つなぎ法案”なるものが、今日議員立法で国会に提出されるという。私はこれまで自公“合体”政権はああいえばこういう詐欺的な手法を問題にしてきたが、それでもダメだと最後はすぐ3分の2を使う。これは恐喝を通り過ぎて強盗的な手法である。創価学会の特質とされる問題点を地でいっている。
租税特別措置法にはいろいろな特別措置がある。その中には国民が期待しているものもあることはある。そうしたものには野党も賛成であろう。法技術的には、野党が賛成できるものと反対するものを分離することは極めて簡単である。福田首相は何かというと「野党の皆さんと十分に話し合って・・・・・」という。そういうのであるならば、先ずは租税特別措置法の改正部分の“仕分け”をすることであろう。その上でどう処理するかが問題となる。それが手順というものであろう。
福田首相が本気で野党と話し合って合意形成を目指すというならば、このことをしなければならない。しかし、そんな気は毛頭ないのである。例によって“口だけ”なのである。だが恥ずかしくて今回の“つなぎ法案”を議員立法という形で提出し、可決しようというのだ。そんなことをしなくても、租税特別措置法改正案を可決すれば良さそうなものだが、なぜこんな手の混んだことをするのだろうか。その“心”を読み明かして欲しい。
それでは、また。
注:福田首相は衆議院予算委員会で、「つなぎ法案の中身は知らない。与党が任せて欲しいといっているので任せているところだ」といっていた。<正午のNHKニュースから>
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