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http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/29gendainet02035457
“ガソリン税賛成”大江康弘議員 (ゲンダイネット)
民主党の“造反騒動”がエスカレートしてきた。道路特定財源の暫定税率維持を巡り、政府案に賛成しようとしている大江康弘参院議員(54)が、「議員辞職勧告」をした菅直人代表代行に激怒、謝罪会見を行うように内容証明を送りつけたのである。
大江が怒ったのは、菅があたかも大江が自民党の二階俊博総務会長の選挙応援を受けたかのような発言をしたこと。「事実無根で誤解を与える」「許しがたい行為」と非難し、全面対決を宣言した。同じ党なのに、内容証明とは仰々しいが、そもそも、大江という参院議員は何者なのか?
「25歳で和歌山県の県議になり、6期当選。その後、知事選にチャレンジしたが落選し、01年の参院選挙で自由党の比例で出て当選した。昨年の選挙は民主党の比例から出て2期目です。芦屋大学を卒業し、和歌山出身で政界の寝業師だった玉置和郎の秘書をやっていたこともある。玉置の秘書といえば、KSDで捕まった村上正邦もそうです」(地元政界関係者)
菅が二階との関係を疑ったのも当然で、二階の口利きで中国系企業に譲渡された年金施設、グリーンピア南紀の疑惑では国会質問をしたのに、途中で追及をやめている。民主党の同僚議員が現地調査に来たときも知らんぷりだった。
「民主党の候補なのに、大江の選挙カーには民主党の文字がやっと分かるくらい小さく書かれている。なぜ民主党にいるのかが不思議です」(ジャーナリスト・横田一氏)
そういえば、自由党出身のくせに、テロ特措法では延長賛成の立場を鮮明にし、小沢のことを「本当に政党を担う気概があるのか!?」とこき下ろしていた。
これじゃあ、自民党議員そのものだ。
【2008年1月26日掲載記事】
[ 2008年1月29日10時00分 ]
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