★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK46 > 560.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2008/01/27/new0801270801.htm
日米ミサイル防衛 青森県内重要拠点化(2008/01/27)
青森県内で日米のミサイル防衛(MD)関連施設が相次いで設置または計画され、重要拠点化が進んでいる。米軍はつがる市のXバンドレーダーに続いて、今月から三沢基地で弾道ミサイル情報処理システム「JTAGS」の本格運用を開始。米国と共同歩調を取る日本も二〇一〇年度末までに、新型レーダーをむつ市の航空自衛隊大湊分屯基地に新設する。青森県は県南、下北、津軽の三極にMDの最新装備を抱えることになる。
JTAGSとXバンドレーダーは、米本土を狙って発射される弾道ミサイルを探知するため、米陸軍が日本国内に初めて設置した。米軍は、ミサイル防衛システムについては新たな開発を継続しているとみられ、JTAGS配備以後の展開については不透明だ。
一方、日本では、試験運用が順次完了した新型の迎撃ミサイルやレーダーの配備が〇八年度から本格化する。
空自は、探知の要としてむつ市恐山近くの大湊分屯基地に、弾道ミサイルも感知できるレーダー「FPS―5」を配備する。計画によると、一一年度までに下甑島(鹿児島)や佐渡(新潟県)などへも展開し、全土をカバーする体制だ。
日米が歩調を合わせてMDを進める背景には、一九九八年以降、数回にわたって発射実験が行われた北朝鮮によるミサイルの脅威があるとみられる。
関係者によると、太平洋全体を監視する上で、日本がその条件に適しているという。
その中で、青森県に関連施設を集中配備する理由について、米陸軍幹部は「地理的にいい位置にいるのと、既に(三沢に)米空軍があって、インフラも整っているから」と一端を明かす。
さらに地元住民との関係が友好的で、受け入れへの抵抗が比較的少ない地域事情があることも示唆した。
日米両国が県内で防衛網の構築を着々と進め、軍事一体化が強まる一方で、地域住民の間からは不安も聞かれる。三沢基地の周辺住民の一部からは「あまりにも情報が少ない。しかも十分に示されない」との指摘が。また、「このまま何でも受け入れていくと、一体どうなるのか」などの懸念が出ている。
==========================================
【関連記事】
<「従米」日本の象徴>【ミサイル防衛】海自、迎撃試験に成功 ハワイ沖 米国以外では初【東京新聞】
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10060981898.html
イージス艦 「こんごう」 による弾道ミサイル迎撃実験について、米国ミサイル防衛省に聞いてみた。
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10064279861.html
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK46掲示板
フォローアップ: