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橋下 徹(はしもと とおる、1969年6月29日 -)は、日本の弁護士、タレント。大阪弁護士会所属。「橋下綜合法律事務所」代表。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。東京都渋谷区幡ヶ谷生まれ、大阪府大阪市東淀川区東中島で育つ。血液型はB型。身長174.5cm。タイタンとタレントマネージメント業務提携・顧問弁護士契約。現在38歳。
目次 [非表示]
1 略歴
2 人物
2.1 商工ローンの弁護士
2.2 テレビ・メディアへの進出
2.3 子沢山
3 見解・発言
3.1 問題視された言動
3.2 政治的主張・言動
3.2.1 TVで懲戒請求呼びかけ
3.2.2 所得申告漏れ事件
4 大阪府知事選
4.1 出馬表明
4.2 支持勢力
4.3 政策
5 著作
6 出演番組
6.1 過去の出演番組
7 CM
8 脚注
9 関連項目
10 外部リンク
[編集] 略歴
東京都渋谷区幡ヶ谷生まれ。小学校3年生の時に大阪へ移住。中学3年生の時に母が再婚。大阪市立中島中学校を経て大阪府立北野高等学校卒業。高校時代の同級生には現自民党衆議院議員の川条志嘉がおり、中学時代は仲間でいじめていて、後に川条は転校をしたことを明かしている。[1](高校は偶然一緒ということになる)。中学・高校時代はラグビー部に所属[2]。北野高校3年時には、第67回全国高等学校ラグビーフットボール大会大阪予選を勝ち抜き全国大会に出場。3回戦で伏見工と対戦し敗退。後に高校日本代表候補に選ばれ東西対抗にも出場する。
高校での成績は進級が危ぶまれるほどだった。現役時代は早稲田大学の2学部を受験するも失敗し、1年間の浪人生活を経て、再び早稲田大学5学部を受験。5学部全て合格した中で、早稲田大学政治経済学部経済学科に入学。大学時代に革ジャンの卸売業に携わっていた際、200万円の不渡り手形をつかまされた際に手形法などを勉強したのがきっかけで弁護士になることを決める。
1994年に司法試験に合格。1998年に大阪市内に「橋下綜合法律事務所」を設立する。主な担当業務は企業コンプライアンス、M&A、エンターテイメント法、スポーツビジネスなど。
現在、爆笑問題などが所属する芸能事務所タイタンと業務提携をしており、自身のタレントとしてのマネージメントを委託している。また、タイタンの顧問弁護士を務めている。
2007年12月12日、大阪府知事選挙に出馬することを表明した。
詳細は#大阪府知事選を参照
[編集] 人物
2006年10月2日放送の『徹子の部屋』で、戸籍での本来の名字は「はしした」であったが、「はしした とおる」では「橋の下を通る」という意味になってしまうため、住民票を提出する際に「はしもと」へと変更したと語っている。
『行列のできる法律相談所』で島田紳助が ペ・ヨンジュンに似ていると指摘したことが広まり、「法曹界のヨン様」「弁護士界のヨン様」と呼ばれることもあるが、本人は「似てない」と否定している。しかし『謎を解け!まさかのミステリー』でマフラーを巻いてモノマネをしたこともある。また、『週刊文春』の調査で、女性30-50代が選ぶ「テレビ出演しているイケメン文化人ランキング」で堂々の1位に輝き、日本テレビ『行列のできる法律相談所』では「茶髪の風雲児」と称されている。
同じタイタン所属の山中秀樹(元フジテレビアナウンサー)とは「山ちゃん」「ハッシー」という仲である(爆笑問題の田中裕二から「気持ち悪い」と言われたことがある)。
好きな音楽はORANGE RANGEの「花」(小説『いま、会いにゆきます』に感動したと同時に、このシングルがこの小説の世界観と大変マッチしていて、聞くと号泣してしまうほどと公言)(讀賣テレビ放送『たかじんのそこまで言って委員会』より)
時間に対してとても厳しいらしく、『週刊女性』で岩井志麻子との対談をする際に岩井が15分程遅刻したため、対談を拒否した。対談の相手は橋下の代わりに徳光正行が行った。 [3]
1991年4〜11月、1992年2〜3月、1993年4月〜1995年3月と弁護士登録した1997年4月以降の数カ月など、合計34か月間以上に渡って国民年金の保険料が未納であったことが発覚している。[4]
[編集] 商工ローンの弁護士
かつて、消費者金融大手アイフルの子会社である商工ローン企業「シティズ」の顧問弁護士を8年間勤めていた。「シティズ」はグレーゾーン金利(29%〜40%)で取り立てている企業だったが、本人はこのことについて、『たかじんのそこまで言って委員会』などで「8年間負け知らず」だったと語っている。[5][6]
[編集] テレビ・メディアへの進出
大阪で弁護士活動をしている中、高校時代の先輩からラジオの代理出演を依頼され、偶然その時の放送を聞いていた朝日放送のプロデューサーに出演依頼を受け、朝日放送『ワイドABCDE〜す』にジャーナリストの大谷昭宏と共に出演するようになる。大谷とはその後も『スーパーモーニング』や『ムーブ!』で共演するなどしている。この番組で火曜に出演していたデーブ・スペクターが橋下の存在を知り、東京に出演テープを送ったことから在京キー局各社に名前が知られるようになった。
2003年4月に全国ネットでの『行列のできる法律相談所』に久保田紀昭弁護士に代わりレギュラーに、同年7月に読売テレビ『たかじんのそこまで言って委員会』のレギュラーになった。番組内での言動で次第に全国的に知名度が上がり、同時期にデーブ・スペクターと共に TBS『サンデージャポン』にレギュラー出演していたが、同番組内での発言が問題となり降板した(詳細は#問題視された言動の節を参照)。
その後、関西ローカルの番組を中心にレギュラー番組を持つようになる。現在、大阪を拠点とした弁護士活動、レギュラー番組の出演、また全国で講演会活動などを行っている。自身のレギュラー番組であった『笑っていいとも!』の2005年10月24日の放送を過労で倒れたため休んでしまった。
芸能プロダクション・「タイタン」にマネージメントを依頼し、バラエティ番組等に積極的に出演している。
しばしば下ネタや、タレント・文化人を批判する発言(特に『行列のできる法律相談所』ではしばしば発言が問題になる)をする一方、ワイドショーなどでは事故・事件・時事問題に対し強く言及する行動も見られる。また、司法問題や法曹界全般、弁護士・裁判官の資質に至るまで幅広く批判している。そのため、所属の大阪弁護士会には懲戒請求が絶えないという(本人談)[要出典]
大阪に事務所があり、出演前後に公判を入れることがあるため、出演は関西ローカルの番組が多い。
高校在学中に、日本テレビの『全国高等学校クイズ選手権』に出場し、地方予選で敗退したが、放送に映っていた。地方大会・事前番組・本放送に映ったことのある芸能人は橋下とザ・プラン9の浅越ゴエのみである。なお2005年に橋下が『いつみても波瀾万丈』に出演した際に、司会の福留功男は当時のVTRを見て「こんな所にも出ていて私はビックリしました。」と驚いていた。
[編集] 子沢山
高校時代から交際の続いていた女性と同棲を経て結婚した。3男4女の父親であり、子だくさんとしても有名。本人と夫人曰く「ライバルは笑点の山田隆夫と堀ちえみ」(子沢山で知られる山田隆夫は4人、堀ちえみは5人で、合わせて9人である)。
2006年6月、父の日にちなんで毎年日本で最も素敵なお父さんを選ぶベスト・ファーザー イエローリボン賞を受賞。この日の前日には、第六子(三女)が誕生したばかりであった。2006年、フジテレビ『スタ☆メン』の番組内で阿川佐和子に対し、ギャグとはいえ「今からでも阿川さんを妊娠させることができますよ」と発言し、周囲を唖然とさせた。 2007年の夏に、第7子が生まれることが『そこまで言って委員会』(2007年3月23日収録・3月25日放送分)収録中に司会のやしきたかじんから暴露され、それを聞いていた勝谷誠彦は収録翌日の3月24日の関西ローカルの生番組『あさパラ!』でその事実を明かした。『行列の出来る法律相談所』ではゲストが驚いたと同時に島田紳助からは「ワンボックスカーに乗れない家族なんて考えられない」と言われた。なお、橋下は同番組で島田紳助から「子供を作る過程が好きじゃないの」、「妻が妊娠している状態じゃないとまともに歩けない」と番組内で散々ネタにされている[7]
[編集] 見解・発言
スポーツ
2004年球界再編問題における選手会のストライキに際し、「野球選手がストライキをすると単なる労働者に成り下がってしまう。球団から一々指揮命令を受けないためにも労働者になるべきではない。個人の事業主として集団で契約更改を拒否すればいいだけである」と発言した。
テレビでボクシング選手の亀田興毅を応援。「亀田興毅は立派に自立した人間だ」と述べた。
また、亀田興毅のファン・ランダエタとの対戦について「プロボクシングはショー」「ダウンはパフォーマンス」と発言[8]。
社会的事件
事件報道について被害者・被疑者の氏名を匿名にするべきと主張している。被害者についてはマスメディアによるメディアスクラムによって精神的にさらにダメージを受けるためで、被疑者については推定無罪や冤罪の可能性もあるからとしている。ただ、被疑者については裁判になり判決確定以降なら実名報道もかまわないとしている。この2点において、逆に原則実名報道派でもある辛坊治郎読売テレビ解説委員(レギュラー出演している『たかじんのそこまで言って委員会』の副委員長)とは幾度となくかなり激しい論戦を繰り広げられている。
関西系の情報番組で、飛鳥会事件が取り上げられた際、「私はこの飛鳥地区で育ち、ど真ん中で差別も利権の構造も見てきた。親の世代はまだまだ差別に苦しんでいた。」と体験談を語った。
2007年4月12日の朝日放送の情報番組『ムーブ!』で、尼崎小学生女児暴行事件について「女の子が服を脱がされたのか、自分から脱いだのかによって話が変わってくる」と述べた。被害女児の母が、加害者に引越しを求め、それが出来ない場合は女児側が引越す、その際の費用は出して欲しいと言ったことに対し、「引越し費用の請求をするのは、明らかに行き過ぎた行為」と批判をした。
附属池田小事件発生時、「被告人を速やかに死刑にすべき」という寄稿を週刊誌上で行った。その後、死刑を望んでいた被告人から弁護人を通じて早期の死刑実現への援助を依頼する手紙が届く。橋下は、遺族への謝罪という条件付で了承する旨、返答したが、折り返し被告人から来た手紙には、人生への恨みや苦しさが書かれていたが謝罪や反省のコメントは書かれていなかった。橋下は2004年に『たかじんのそこまで言って委員会』でこの手紙の内容を公開・朗読し、また、被告人に対して同情的発言をしていた真宗大谷派の僧侶を指して「こんな手紙を送る奴を援護する京都のクソ坊主に腹立つ」と発言した。
耐震偽装問題について、マンション住人に自己破産を勧める発言をしたことに対し批判を受けた。その後、関西テレビ制作のワイドショー番組である『ベリーベリーサタデー!』内において、「自己破産によって住人の負担を無くし、特例として再度ローンを組ませるという案があってのものである」と弁明した。
2ちゃんねるの殺害予告犯を刑事告訴
2007年10月7日、「橋下弁護士の一家惨殺してやる」というタイトルの殺害予告スレッドが電子掲示板サイト『2ちゃんねる』に書き込まれた。これに対し、「2ちゃんねらーの方,大変残念ですが」というタイトルの記事で所属法律事務所,マネジメント会社,警察との協議により刑事告訴を行ったことを自身のブログで明らかにした[9]
[編集] 問題視された言動
『たかじんのそこまで言って委員会』などで日本の核兵器保有を肯定する発言を度々行っていた。その後、大阪府知事選出馬時の記者会見では、現実に日本が核武装することはありえないと主張を翻している。米海軍艦艇への給油活動を行うテロ対策特別措置法にも肯定的である。
2002年5月、TBS系列の情報番組『サンデージャポン』で『能や狂言が好きな人は変質者』と述べ、関連する団体や人物から批判を浴びた[10][11]。
『サンデージャポン』で日本人団体による中国 広東省珠海市での集団買春問題に関して、「日本人による買春は中国へのODAみたいなもの」と発言し批判を受けた。『行列のできる法律相談所』で共演している北村晴男弁護士はこの発言を聞いた時、「こいつ、頭がおかしいのかと思った」という[12]。「弁護士翌週の生放送で発言の全面撤回と謝罪を行ったビデオを放送する予定だったが、橋下は突然マイクの前に立ち、涙を浮かべながら「(問題発言は2回目だったため)さらにこれ以上スタッフに迷惑をかけたくないから、番組から去らさせていただきます」と宣言し、スタジオを出て行ってしまうというスタッフも想定外の行動に出た。番組スタッフは『降板をこちらから強いたことはない』と困惑していたとされる[10][11]。その後、2006年中期から時々ゲスト出演しており、その時には司会の太田光が名付けた八代英輝とのコンビ名、「青空有罪・無罪」の有罪という扱いで出演する(無罪は八代)。先に『たかじんのそこまで言って委員会』で全く同様の発言をしたがこの時は問題に問われなかった。
橋下の「2500万円の税金申告漏れ」をスクープした産経新聞に対して、自身のブログで「このオナニー新聞が!」と暴言を吐いた[13]。
2006年3月12日放送のフジテレビの情報番組『スタメン』において北斗の拳の話題の中で、足をひきずる人について『びっこ引いてる』という放送禁止用語を連発した。司会者に指摘されすぐさま謝罪したが、番組のエンディングで再度司会者がお詫びを行う事態となった。
[編集] 政治的主張・言動
『たかじんのそこまで言って委員会』で、「日本の一番情けないところは、単独で戦争が出来ないことだ」と発言。
徴兵制度の復活を主張している[14]。
競争の土俵に上がれる者は、徹底的に競争させるべきとの立場で、ニートにも厳しい立場。
「歴史的経緯のある特別な永住外国人について、 当然これは参政権を与えるべき」、「その他の永住者については時期早尚」としており、在日韓国・朝鮮人の外国人参政権を容認していると見られる。[15]
『たかじんのそこまで言って委員会』において、ニート対策については「拘留の上、労役を課す」と述べた。その理由として「国家予算から単純計算すると、日本に生きるだけで一人あたま47万円の金がかかる。 税金を払わない奴は生きる資格がない」ためであるとしている。
教育問題に関しては、厳しいしつけや体罰を肯定する発言が多く見られる。テレビ朝日の特番『発足!芸能人PTA』では、『自分の子供を50分近くも投げ続けた』ことを告白し、教育評論家の尾木直樹と論争になった。また、『たかじんのそこまで言って委員会』、『ムハハnoたかじん』で戸塚ヨットスクールの戸塚宏と議論をしたことがある。
「社会に出ると何の役にも立たない学校の勉強(英・数・国・理・社)は重要なものではなく、学校で詰め込むべきではない。また、これらの勉強は大人になってからでも、本人のやる気次第で十分習得出来る。」「学校で教えるべきなのは読み書き、そろばんと、目上の人間に対する礼儀だけでいい。」と、現在の日本の詰め込み教育を批判している。
橋下は上記のように改憲・右派という部類の弁護士であるが、地方での講演依頼の中には「憲法9条改正反対」や「核廃絶」などについての依頼もあって、「私は改憲派だし核保有肯定します」と断りを入れると先方がびっくりしていると常々関西ローカル番組内で語っている。そのためか政治的な内容の講演はなるべく関西を中心に『そこまで言って委員会』のネットエリア内に限られ、それ以外の地域では政治的な内容以外の講演なら引き受けている。
2007年2月23日放送の『スーパーモーニング』において、共演者の大谷昭宏が「性的な乱れを助長するから」という理由で「赤ちゃんポスト」に反対したのに対し、「子供の命が最優先」として賛成を表明した。
元ライブドア社長の堀江貴文が有価証券報告書の虚偽記載で実刑判決を受けたことについて、堀江は社長を辞任していおり再犯の可能性もないのに、罪を認めないと執行猶予がつかないというのは政治資金収支報告書の虚偽記載など他の犯罪に対する刑とのバランスがおかしく、世論になびいてるとしか思えないとして「司法に失望した」と述べた「司法に失望した」と述べた[16]。
[編集] TVで懲戒請求呼びかけ
2007年5月27日放送の『たかじんのそこまで言って委員会』において、「あの弁護団に対してもし許せないと思うんだったら、一斉に弁護士会に対して懲戒請求をかけてもらいたいんですよ」と山口県の光市母子殺害事件の弁護団に懲戒請求を行うよう視聴者に呼びかけた[17]。これによりテレビを見た視聴者約7558通の懲戒請求書(2006年度における全弁護士会に来た懲戒請求総数の6倍を上回る)[18]が弁護士会に殺到することになった。しかし、橋下自身は懲戒請求していなかったため批判されたが、その理由については「時間と労力を費やすのを避けた」[19]。「自分がべったり張り付いて懲戒請求はできなくはないが、私も家族がいるし、食わしていかねばならないので…」などと弁解している[20]。これに反発した光市母子殺害事件弁護団のうち4人が2007年9月に橋下に損害賠償を求めて広島地裁に提訴している。この懲戒請求呼びかけについて、著名なジャーナリストである江川紹子からは「請求の内容によっては、懲戒請求をされた弁護士の側から訴えられる可能性もあるという負担やリスクを説明せず、ただ「誰でも簡単に」できると、気楽なノリでしゃべっており、自分自身が懲戒請求をしてないのは無責任である。本来は「世間」に対して刑事弁護人の役割を説明し、冷静な対応を求めるべき立場なのに、既にヒートアップしている「世間」を煽っている感じさえするなどと批判されている[21]。
同年8月6日、橋下は弁護団が開いた緊急報告集会に出席したが、その場では「安田弁護士が最高裁の弁論を欠席したこと、これは究極の弁護方針として、弁護戦術として、これはもうもっともだと思う」などと発言していたが、翌8月7日の自身のブログにおいて、この集会のことを自分たちが正義だと思っているとして「この集会はカルト集団の自慰(オナニー)集会だね。」、「チンカス弁護士」「オタク法律家」「法律オタクのお坊ちゃん弁護士」[22]などと自身のブログで厳しく非難した。
また、横浜弁護士会が懲戒請求者に対して住民票の提出を要求したことに対して、自身のブログで、「横浜弁護士会のインチキ野郎」「似非人権団体の弁護士会」「おバカ横浜弁護士会」「バカは放っておけって」「馬鹿丸出し」「あほ丸出し」「似非人権団体丸出し」「悪徳ギルド団体」「偽善に満ちた行為」 [22]と罵倒する書き込みを行っている。
懲戒請求自体は弁護団を懲戒するだけの事由及び信憑性が無かったとして各弁護士会で次々と却下されており、懲戒処分された弁護士は1人もいなかった。これに対し2007年12月9日放送の『たかじんのそこまで言って委員会』において、「7000通も(懲戒)請求が出てるのに何にも意味が無いんだ」と懲戒請求制度及び弁護士会の態度に不満を洩らしている。弁護団のうち4人は同年9月、橋下に対して損害賠償訴訟を提訴した。橋下は答弁書で 「発言に違法性はない。懲戒請求は市民の自発的意思だ」と反論した。
[編集] 所得申告漏れ事件
2006年5月23日、大阪国税局から本業である弁護士業務の経費計上等にかかわる約2500万円の申告漏れを指摘され、修正申告に応じたことが報道された。以降、出演番組(特に『たかじんのそこまで言って委員会』)で「脱税弁護士」「脱税の出来る法律相談所」「昔はトライ、今は税金ノックオン」等と揶揄されることがある。また、事件についての報道がされなくなった後も、島田紳助などにはこの件についてしばしば「税金を理解していない弁護士」などと揶揄されている。また、この件を報道した『産経新聞』を自身のブログで「このオナニー新聞が!」と罵倒し、それを報道した『週刊文春』に対しても、自身のブログで批判した。最終的には経費請求した名目を「タレント活動に必要などとして」していた箇所を省くように産経新聞に訂正記事を掲載させた。上記のようなこともあったものの、政治スタンスが近いため産経新聞を購読していると語っている。
[編集] 大阪府知事選
この節には現在進行中のことを扱っている文章が含まれています。性急な編集をせず事実を確認の上投稿してください。
[編集] 出馬表明
2008年大阪府知事選挙も参考
以前からタレントとしての知名度と人気から選挙に勝てる候補として政界進出を求める動きがあり、2007年10月には大阪市長選挙への立候補が取り沙汰されたが出馬しなかった。 2007年12月には2008年大阪府知事選挙への立候補が取り沙汰されたが、報道直後には「2万%出ない」として不出馬を表明していた(しかし、この時点ではあえてウソを付いており、実際は水面下で自民党議員に対して知事選出馬を了承していた、と報道されている[2])2007年12月11日に再び、大阪府知事選挙への立候補の意思があると報じられ、マスメディアの報道が出馬と否定に割れる事態となったが、本人は12月11日午後の時点でも否定していた[23]。
しかし、12月12日の大阪府庁で行われた記者会見において、正式に出馬表明[24]。これにより、現在出演しているテレビ・ラジオなどのレギュラー番組を全て降板することとなり、収録済みの『ムハハnoたかじん』は別番組に差し替えられることとなった[25]。二転三転した理由については、仕事の調整の手続き上であるとしている。番組で共演する評論家の宮崎哲弥は「橋下がウソを付いた理由」もウソであるとし、『「番組調整が理由ではないと思います。自公推薦だけでなく、財界の支援取り付けの確認ができるまで待っていたため」であると述べている。[3]また、以前から自民党大阪府議会議員から打診があり、12月3日に立候補の正式要請を受けたこと、島田紳助ややしきたかじん、辛坊治郎からの後押しが出馬を決意するきっかけとなったことなどを公表したが、やしきたかじんはその後「(知事選出馬への)GOサインを出したかどうかは、微妙だと思う」と報道を否定する発言しており、自身を橋下出馬の後見人とする報道への不快感を示している[26]。 [27]。自民・公明両党は橋下を支援する方針であるが、民主党は大阪大学教授の熊谷貞俊を知事選に擁立した。
[編集] 支持勢力
当初推薦すると見られていた公明党大阪府議団は、「核武装論など、今までの発言に支持者から反発があった」として過去の言動などから「推薦」を見送り「支持」に留める事を表明、公明党本部もこれを尊重することを表明した[28]。これを受け、自民党本部は「自公」で歩調を合わせるべきとの考えから、推薦を見送る可能性を強く示唆した[29]。しかし、公明党はその後、新春年賀会に橋下を招き、支持母体である創価学会を初めとする支持者らに橋下への支援を訴えた[30]。
その一方で、極右政党である新風が「同和対策予算はゼロにします」という橋下の姿勢を評価し、勝手連として支援することを表明している[31]。
2008年1月7日には「フリーターこそ、究極の終身雇用」と主張する人材派遣会社株式会社パソナグループ代表南部靖之や元経済企画庁長官堺屋太一や井手正敬JR西日本元相談役らが橋下徹の政策に賛意を示し、勝手連を立ち上げた。
[編集] 政策
記者会見では、認証保育施設の増設、公立中学での米食給食の実施、大阪市中心部を石畳とガス灯で整備する、歩行者天国を設置するなどを主張している[32]。しかしながら、それらの政策は大阪市など府庁よりも下位の自治体が行う政策であるため、自民党府議団と会談した際に、公約となる政策を再度ちゃんと考えてくるよう資料を渡され出直しを命じられた。
大阪府立大学を名指しし、「府立大の必要性を吟味したい」と“国公立大学不要論”を展開しており、「大学経営って、160億円も使ってやることか。私は大学は私立がやるものと思っている」との見解を示し、廃止または民営化を示唆している。また、府立高校の入試制度について、学業成績以外にスポーツなどでの評価を重視する、多様な入試制度プランを提唱している。
府庁改革については告示前に「府庁解体」を行うとして「ちゃぶ台をひっくり返す」「汗をかかない方は去ってくださってかまいません」と発言するなど府庁職員に対して敵対姿勢を見せていたが、その後一転して府庁職員の前で話す際には「皆さん(府庁職員)の盾、サンドバッグになります。一緒にスクラムを組んでください。 」と対応を180度変えた。[33]
高齢者や社会的弱者への対策に関しては「高齢者らの予算が減るかもしれないが、仕方ない」と発言していたが、公明党・創価学会からの批判が噴出し、後に公約を修正した[34]。
[編集] 著作
最後に思わずYESと言わせる最強の交渉術―かけひきで絶対負けない実戦テクニック72 (日本文芸社 2003月6日) ISBN 978-4537251500
図説 心理戦で絶対負けない交渉術 (日本文芸社 2005月11月) ISBN 978-4537253290
橋下徹「まっとう勝負」 (小学館 2006月11月8日) ISBN-13 978-4093797436
どうして君は友だちがいないのか (14歳の世渡り術) (河出書房新社 2007年7月) ISBN 978-4309616445
[編集] 出演番組
[編集] 過去の出演番組
テレビ番組
2時ワクッ!火曜 関西テレビ)※隔週
ワイドABCDE〜す(朝日放送)
大笑点(日本テレビ)
2006年こうなる宣言(関西テレビ)
六人の悩めるオッサン (関西テレビ)
情報満載 ひるまで!すっぴん! (読売テレビ)
爆笑問題のバク天! (TBS系列)
森田一義アワー笑っていいとも!月曜(フジテレビ)
スタ☆メン(フジテレビ)- 準レギュラー
ド短期ツメコミ教育!豪腕!コーチング!!(テレビ東京系列)
行列のできる法律相談所(日本テレビ系列)
スーパーモーニング月曜(テレビ朝日系列)
サンデージャポン(TBS系列)- 不定期
太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。 - 不定期
水野真紀の魔法のレストラン(毎日放送)- レギュラー
たかじんのそこまで言って委員会(読売テレビ)
あさパラ!(読売テレビ)- 準レギュラー
なるトモ!火曜日(読売テレビ)- 準レギュラー
ムーブ!木曜(朝日放送)
ムハハnoたかじん (関西テレビ)
その他多数
ラジオ番組
ズバリ快答!テレフォン身の上相談(TBSラジオなど)
その他多数
[編集] CM
大塚製薬 - オロナミンC
[編集] 脚注
[ヘルプ]^ 読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」2005年9月18日放送分で本人の発言
^ ラグビー部に入部したきっかけは、当時放送されていたテレビドラマ『スクール☆ウォーズ』に影響されたこと、また転校した中学校が不良の多い学校であったので、どうやったら自分を守れるかと考えた末、校内で一番強いグループであったラグビー部の番長の下につけば安心と考えたためとしている。
^ 2007年12月13日放送分の『5時に夢中』での岩井の発言より。
^ 『読売新聞』 2008年1月19日
^ 『たかじんのそこまで言って委員会』2006年4月23日放送
^ 『週刊新潮』2008年1月17日号
^ 島田紳助からは『行列の出来る法律相談所』で「インチキ弁護士」「脱税弁護士」「弁護よりもテレビ出演」「外では散々浮気をしている」と同等にネタでイジられる。過去のネタは以下の通り。
「どうして君は友だちがいないのか」の橋下の本に「どうして君は子供は産まないのか」と題名をシールで書き換えて島田紳助が番組に持ち込んだ。
「奥さんとの子作りは時間を問わず」
「奥さんは子供を産まないと(妊娠の状態でないと)まともに歩けない」
「自宅には子供7人いるから外にも何十人も子供が居る」
丸山和也からは「8人を目指せ」などと言われた。
^ テレビ朝日系『スーパーモーニング』 2006年8月4日放送
^ 2ちゃんねらーの方,大変残念ですが(橋下徹のLawyer’s EYE)
^ a b 『スポーツニッポン』 2003年10月13日付
^ a b 大阪府知事選候補予定者、橋下徹氏の足元揺らす「ODA発言」(JanJan 2007年12月14日)
^ “同僚”北村弁護士「全く期待してない」…橋下氏の出馬に([1] 2007年12月12日06時01分)
^ 週刊文春2006年6月15日
^ タレントの橋下弁護士、府知事立候補でどうなるのか・・・(Livedoor)
^ 「2008年1月8日 マニフェスト公開討論会」(後半のファイルの53分頃) 大阪市中央区の府立女性総合センター(ドーンセンター)(TV JAN)
^ テレビ朝日系『スーパーモーニング』2007年3月16日放送ホリエモン実刑に批判 2007年3月16日(Jcastニュース)
^ この番組は収録なので、橋下自身は「もしカットされたらもうしょうがないんですけど」と放送されない可能性もあることをわかった上で発言し、勝谷誠彦も橋下に同調し、「(懲戒請求を)出したったらええねん」と述べたが、読売テレビはそれらを放送した。
^ 東京弁護士会、光母子殺害の弁護士は懲戒せず(産経ニュース 2007年11月27日 12*33)
^ 母子殺害めぐる懲戒請求発言 橋下弁護士「違法性ないと確信」争う2007年9月6日 11*49(イザ!)
^ 橋下弁護士と週刊朝日編集長が「懲戒請求」で激論 2007年9月10日(Jcastテレビウォッチ)
^ 刑事弁護を考える〜光市母子殺害事件をめぐって 2007年9月9日(江川紹子ジャーナル)
^ a b 馬鹿な横浜弁護士会に代わってお詫びします (橋下徹のLawyer’s EYE)
^ “橋下弁護士、急転出馬!朝の否定からわずか3時間で翻意…大阪府知事選” スポーツ報知: 2007-12-12. 2007年12月12日閲覧.
^ “大阪府知事選:弁護士の橋下氏が出馬表明「大阪を元気に」” 毎日新聞: 2007-12-12. 2007年12月12日閲覧.
^ “大阪府知事選:橋下弁護士出馬表明…出演場面カットへ” 毎日新聞: 2007-12-12. 2007年12月12日閲覧.
^ 橋下弁護士知事選出馬、たかじんサイドが報道を一部否定(オリコン 2007年12月13日6時30分配信)
^ “「二転三転は手続き上のこと」 橋下弁護士出馬会見詳報(4)” 産経新聞: 2007-12-12. 2007年12月12日閲覧.
^ 公明党、橋下氏を推薦せず (nikkansports.com 2007年12月26日21時5分)
^ 産経新聞 2008年1月5日14時2分配信
^ 公明国会議員も橋下氏支持 狙いは衆院選 新春年賀会(asahi.com 2008年1月16日)
^ 橋下弁護士を応援しよう 2007年12月30日(せと弘幸Blog『日本よ何処へ』)
^ 橋下弁護士、米食給食実施、退職金半減(nikkansports.com 2007年12月18日10時58分)
^ 2008年1月11日 スポーツ報知
^ 橋下氏が豹変「公約に高齢者福祉」 公明が推薦へ 2007年12月25日 00:36更新(イザ!)
[編集] 関連項目
大阪弁護士会
タイタン
シティズ
橋下綜合法律事務所
[編集] 外部リンク
橋下綜合法律事務所
弁護士・橋下徹オフィシャルウェブサイト
橋下徹のLawyer's EYE
タイタンホームページ
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