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地球温暖化二酸化炭素悪玉説というデタラメが生み出した「低炭素社会」という言葉の影響
http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/6715111.html
近年の人為的な二酸化炭素排出増が、地球を急激に温暖化させているという二酸化炭素地球温暖化仮説というデタラメが、長期に渡って社会に蔓延しているために、とうとう我が国の首相が「低炭素社会への転換」という経済の息の根を完全に止めるばかりか、農業も破壊しかねない政策目標を掲げるようになってしまいました。
低炭素社会の実現訴え 福田首相が施政方針演説 2008年01月18日15時26分（by asahi.com）http://www.asahi.com/politics/update/0118/TKY200801180238.html
多分、福田首相の施政方針演説原稿に「低炭素社会への転換」を挿入した官僚のオツムと、この原稿を読み上げた福田首相のオツムの中では、「二酸化炭素＝温室効果ガス＝悪玉⇒二酸化炭素の元は炭素だから炭素も悪玉⇒悪玉である炭素排出の少ない社会は良い社会⇒低炭素社会を目指そう」というバカボンのパパも真っ青になる単純な図式が出来上がっているのでしょう。今日は「低炭素社会への転換」が、いかにとち狂った政策目標であるかを、地球上で炭素が果たしている役割の説明を織り交ぜながら、解き明かそうと思います。
炭素とは地球上の全生物の生命維持に欠かせない必須元素です。動植物に対して炭素という元素が担っている最も重要な役割を一言で申し上げると、成長・活動に欠かせないエネルギー源とも言い換えることができます。
例えば、人間が運動する際に消費しているエネルギー源は、食物に含まれている糖類（糖質）です。植物に含まれている代表的な糖類は炭水化物ですが、炭水化物を多く含んでいる代表的な食物はバナナやイモ類です。炭水化物は炭素＋水素＋酸素で構成されています。そしてバナナやイモ類の成長スピードは、光合成反応の際に大気中から取りこむ二酸化炭素吸収量が減少すると、その成長スピードも遅くなります。参照：高二酸化炭素濃度の恩恵（by 悪魔のささやき）http://akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/Date/20071031/
他方、良い堆肥を作る際には、炭素分と窒素分の配合割合の調節が欠かせませんが、「低炭素社会」を標榜している国では、炭素は悪玉なので堆肥を作る際にも「炭素分を減らした堆肥を作れ」と指導されるかも知れませし、堆肥の生産過程で大気中に二酸化炭素を排出するとして、その生産・利用が規制される最悪の状況すら出現するかも知れません。
また土壌に炭素を含ませる焼畑農業は、先人達が自然の摂理から学んで生み出した、科学的にもその有効性が証明されている農業技術なのです（注：ウィキペディアの焼畑農業の記述には、多くの誤記が含まれています）。
つまり、国家が将来的に「低炭素社会」を目指すということは、農薬まみれの痩せた農地ばかりが作り出される恐れがある「とち狂った」政策目標なのです。
他方、「シベリア永久凍土、温暖化で急速に融解」http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080118it13.htm?from=yoltopというニュースが、悪いニュースとして伝えられていますが、私は歓迎すべきニュースだと捉えました。何故かというと、地球上の耕地面積が飛躍的に増大するからです。
そもそも、「永久凍土」は正しく表記すれば、単なる「凍土」です。この宇宙には永久的に変化しない物質など、一つもないのですから。高性能な「永久磁石」も、時が経てば磁力が劣化し、その内磁力が失われるのです。
今まで地球環境が長期間「寒冷期」だったので、シベリア一帯の土壌が凍りついていただけなのです。現代の地球は、長らく続いた「寒冷期」から、「温暖期」へと移行している過渡期なのです。よって、１０年後に例え人為的な二酸化炭素排出が半分になろうとも、シベリアの永久凍土の一部が溶ける現象は止まらないのです。それに地球が温暖化することで恩恵を受ける生き物の方が圧倒的大多数を占めているのです。もちろん食物ピラミッドのトップに君臨している人類こそが、最も恩恵を受ける生き物です。
大量に石油や石炭・天然ガスを消費することで成り立っているエネルギー産業・鉄鋼産業はもちろんですが、砂糖や炭素化合物等を生産している食品原料を製造する企業に務めている人々も、いい加減に「地球温暖化二酸化炭素悪玉説はウソだ」と声を上げましょうよ。地下資源の恩恵を受けて業を営んでいる産業界トップの方々も、地球温暖化にまつわるウソを黙認していますが、現状を放置していると化石燃料の配給制のような国際ルールが作られかねませんよ。 それに家電業界も、いつまでもいかがわしい性能の「エコ家電」を製造・販売していると、製紙業界のような偽装問題が表面化して、社会から白い目で見られるようになってしまいますよ。
特に放射温度計を製造しているHIOKIやYOKOGAWAやHORIBAの役員レベルならば、空気が殆ど赤外線を吸収しないことと、温度が低い物体（気体）が放出する赤外線によって、温度が高い物体（気体）が加熱される現象など、絶対に起こりえない自然現象だとだれよりも強く認識されているはずですので、地方自治体や企業が「温室効果ガスと地球温暖化メカニズムの説明に利用している図式 http://lets-ecost.hioki.co.jp/html/images/ondan_03_l.jpg」の矛盾点を、一日も早く指摘して訂正を求めるべきです。地球の大気中には温室効果ガスの層など存在していませんし、大気中を漂っているどんな温室効果ガスでも、地表面を加熱することなど不可能です。大気中の温室効果ガスの9割以上を占めている水蒸気等でも、地表面の放射冷却の速度を緩和する効果しかありません（湿度が高い空気が漂っている夏の夜に温度がゆっくり下がり、乾燥した空気が漂っていれば温度が早く下がるのはこの為です）。
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