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民主党よ今すぐ街頭に出て倒閣運動を起こせ
2008年01月19日10時00分コメント(4) トラックバック(4) ブックマーク
とうとう東証株価は、1万4000円割れ。福田政権になってから、わずか3カ月間で2500円も下げた計算だ。
さすがに国民も愛想を尽かしているのだろう。福田内閣の支持率がさらに下落している。TBSの世論調査では前回調査に比べ、9.3ポイント減の44.9%。産経新聞とFNNの調査でも4.5ポイント減の36.6%、朝日新聞の調査も34%と低迷したままだ。
薬害肝炎でも最後まで官僚の言いなりで決断できず、結局、政府法案ではなく議員立法になった。この男には何を期待してもムダだ。
ところが、嘘かまことか、「長期政権説」が浮上し始めた。国民からどんなに批判を浴びようが、支持率が下落しようが、絶対に解散も総辞職もしないつもりだというのだ。解散は早くても7月の洞爺湖サミット以降、場合によっては来年9月の任期満了まで延ばす、なんて話まで出てきた。
「昨年末までは3月危機が叫ばれたが、永田町の空気は一変しています。福田首相は、薬害肝炎、年金問題もノラリクラリと逃げ切りを図っている。いまや「解散・総選挙は秋までない」が政界の共通認識。もしかしたら、来年まで粘る気かも知れません」(政治評論家・有馬晴海氏)
15日の会見でも、解散について「そう簡単にしてはいけないと思う」と薄ら笑いを浮かべていた。この男は国民の声を無視して、本気で政権に居座るつもりだ。
●福田政権の延命に手を貸す結果に
それにしてもふがいないのが民主党だ。すぐにでも倒れそうなヨレヨレの政権を相手に何をモタモタしているのか。
世論調査を見ても、国民は「民主党政権」に期待しているのに、あまりにも情けない。朝日の調査では、望ましい政権の形は「民主中心」が35%と「自民中心」の27%を圧倒。共同通信でも「民主中心」が41%と「自民中心」の35%を上回っている。
「国民は自民党にウンザリしているのです。防衛省汚職を見ても分かるように、自民党政権では絶対に政官財の癒着を断てない。そのうえ福田首相は年金問題で公約を破りながら「公約違反というほど大げさなものか」と本音を漏らした。国民生活などどうでもいいと思っているのです。ここまできたら政権交代しかない。国民も「いろいろ問題はあるけど民主党に政権を取らせてみよう」と思い始めているのでしょう」(立正大教授・金子勝氏=憲法)
なのに、民主党はいつまでたっても倒閣に動き出さないのだから、どうかしている。新テロ特措法でも、問責決議案を提出しなかった。本気で福田政権を倒す気があるのか。
民主党議員は二言目には「責任野党だ」「反対だけではダメだ」と、もっともらしいことを言っているが、何を勘違いしているのか。
国民はそんなこと期待していない。一刻も早く福田政権を倒すことを望んでいる。
●いま選挙なら民主党は勝つ
民主党は倒閣のターゲットを「道路特定財源」の問題が火を噴く4月以降に合わせ、そこで問責決議案を提出して解散に追い込む算段だという。
しかし、そんな悠長なことを考えているようでは、どうしようもない。
民主党は福田政権とダラダラと付き合っていないで、いますぐ行動を起こすべきだ。
世界情勢がここまで激動しているのに、何もしない、何もできない、無能無策の福田政権をあと4カ月も5カ月も続けさせるなんて許されない。
「大連立を仕掛けた小沢代表は「民主党が政権を取るのは簡単じゃない」と会見で吐露し、少しでも解散を先延ばししようとしている。どうせ選挙で勝てないなら、連立した方が得策という発想です。しかし、発想が古すぎる。いま選挙になったら勝てないと恐れているのでしょうが、そんなことはありません。参院選でも圧勝し、その後の大阪市長選でも大勝しています」(政治評論家・本澤二郎氏)
「週刊文春」の選挙予測は自民200、民主229。「週刊朝日」は自民206、民主214。「サピオ」も自民204、民主224だ。いま総選挙に突入したら、民主党は負けない。自信を持って福田政権を解散に追い込むことである。
●このままでは社会党の二の舞い
逆にいまおじけづいていたら、民主党は永遠に政権を取れないと覚悟すべきだ。かつての社会党の二の舞いである。
89年の参院選で与野党逆転に成功した土井社会党も、「山が動いた」なんて言いながら、その後の消費税廃止協議に失敗。もたついているうちに、結局、半年後の衆院選で自民党に安定多数を許してしまった。
民主党がいつまでも倒閣に手間取っているようでは、国民の気持ちは確実に冷めていく。期待が失望に変わることだって十分にあり得る話だ。
「したたかな福田政権は粘りに粘って、民主党の自滅を誘うことも狙っています。前原代表時代のガセメール事件や小沢代表の大連立騒動のときのように、党内がガタガタになる可能性もあります」(有馬晴海氏=前出)
それこそ、大スキャンダルのひとつでもハジケたら、民主党はおしまいだ。
「いまは民主党の支持率は意外に高い。しかし、いつまでも膠着状態が続くようでは、「自民もダメだが民主も期待できない」と、いずれ無党派層が増える。そんなときに小泉新党だ、平沼新党だ、と自民党でも民主党でもない「第3勢力」ができたら最悪です。既成政党にへきえきとしている無党派層はドッと流れてしまう。民主党は政権獲得のチャンスをみすみす逃すことになります」(本澤二郎氏=前出)
民主党はこれ以上、福田自公政権の無能無責任を傍観し、国民生活を崩壊させてはダメだ。今すぐ街頭に出て倒閣運動を起こすべきである。
【2008年1月16日掲載】
ゲンダイネット / 提供元一覧
http://news.livedoor.com/article/detail/3471430/
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