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【論説】見極めたい、自民党の「生活重視路線」の本気度…暫定税率維持は支持団体向けの選挙対策、と国民の目には映る
1 :諸君、帰ってきたで?φ ★:2008/01/14(月) 15:27:52 ID:???0
私事で恐縮だが、家庭の事情でわが家のミニバンは月に約300リットルのガソリンを
消費し、支出は4万円を超す。家業があるわけでもなく、一般家庭のマイカーとしては
多い部類だろう。ガソリン高騰前から家計を圧迫していたが、明らかに負担は増している。
もし民主党が主張するように揮発油税(ガソリン税)の暫定税率が廃止されれば、
4月から1リットルあたり25円安くなる。
それをやると、国と地方の予算に2・7兆円の穴が開く。数カ月後に与党が暫定税率
を復活させれば、ガソリン代は元に戻り、混乱も招く。それを知りつつ「月7500円の
負担減になるな」と心の中では計算してしまう。
しかし、与党は「地方の道路はまだ足りない」ので、暫定税率廃止などとんでもないと、
つれない立場を変えない。わが家のミニバンが走る関東近県の道路は、すでに整備が
行き届いている。道路財源が不足し、どこかの地域で新たな道路建設やバイパス整備
が滞ろうと「そんなの関係ない」と言いたくもなる。
民主党は「テロとの戦い」をめぐる国会攻防が終わる前から、ターゲットをガソリン税
の行方を含む予算関連法案に移した。
小沢一郎代表みずから「交通手段が車しかない田舎の方が、恩恵に浴する人は多い
はずだ」と、廃止論の先頭に立っている。
(中略)
ガソリン代が下がるだけでは、どこかに穴が開くことぐらい、国民も感じてはいる。
しかし、自民党が暫定税率維持の方針を打ち出すのは、もっぱら関係自治体、
関係業界や支持団体向けの選挙対策だろう。少なくとも国民の目にはそう映る。
民主党内には「ガソリン減税」構想が昨秋から浮かんでいた。自民党は唐突な総裁
交代でまだ混乱を続けていた時期で、大きく後れをとったと考えた方がいい。
国民が民主党の政策に財源面の危うさを感じているのは事実だろう。同時に、自民党
が口にする「国民生活重視」から、真剣味を感じとっているとも思えない。
ソース(MSN産経ニュース 一筆多論・石井聡氏)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080114/plc0801141206002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080114/plc0801141206002-n2.htm
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