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「世に倦む日々」http://critic3.exblog.jp/7921836/#7921836_1
・・・竹中平蔵のマスコミ露出、奥田碩のヒステリックな改革絶叫。改革派は相当に焦っている。焦る理由は、株価の下落と原料の高騰と輸出の減速と消費の低迷で、景気が悪くなり、企業の利益が上がらなくなるからだ。昨年までのように「過去最高の利益」を上げ続けられなくなるからだ。今年は新自由主義者が株で儲けることができない。だから、さらなる企業減税が必要なのであり、WCEの導入が必要なのであり、派遣労働の完全全面解禁が必要なのである。改革の継続と加速が必要なのだ。企業の出費を減らしてもらわないといけない。新自由主義の側にすれば、それらは安倍内閣が引き続いて遂行してくれる政策課題だった。ところが参院選で自民党が負け、福田内閣が次の衆院選を睨んで「改革の緩和」の方向にスタンスを置き始め、さらに景気の悪化という事態に及んで、想定していた「順調な未来」が根底から壊れ始めたため、必死になって改革路線の再建に奮迅しているのである。
「改革」を宣伝扇動するボルテージが上がり、総選挙で再びその政策を軌道定置させようとする動きが高まっている。一方で、昨年からのNHKの孤軍奮闘とTBSの報道の旋回があり、国民の中で格差社会に対する批判的認識が深まり、新自由主義に対する反省と嫌忌の意識が強まっている。今年は「改革」と反「改革」が思想的に厳しく対立し激突する。「改革」の側が生き残りを賭けて攻撃を仕掛けてくる。「改革」は、従来のように説明不要の国民的で標準的な正義の観念ではなくなってきた。絶対的な説得力を喪失し、言葉の正当性と真理性を疑われ始めている。イデオロギーの支配力を徐々に弱めつつある。それは、小泉改革が約束した楽園に連れて行ってもらえず、自己責任で貯金を取り崩して生活不安に怯えている国民の不満と失望と苦悩がそうさせるのだ。日々の日常感覚が「改革」を否定するのである。マスコミが宣伝しても、生活の実感は「改革」の欺瞞を暴露し、騙された真実に気づかせてゆく。・・・
―奥田碩氏が叫べば叫ぶほどトヨタ車は日本で売れなくなり、株価は下がるだろう。
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