うつ病―まだ語られていない真実 >彼女が自殺した日は、祖父アーネスト・ヘミングウェイが自殺した日から35年後の、同じ7月2日だったそうです。 ======================= allabout メンタルヘルス/(読み物) 有名人と心の病気 心の病気と有名人VOL7 作家ヘミングウェイの絶望 https://allabout.co.jp/gm/gc/322047/ ヘミングウェイは酒、狩猟、釣り、文学、…と人生を楽しむ達人でしたが、健康を損なった後には文筆もはかどらなくなり、人生に絶望してしまいました。 (略) ヘミングウェイの精神症状 ●ヘミングウェイの精神症状は躁うつ病のそれです。躁うつ病は気分の上がり下がりが大きいのが特徴で、“パパ”も上機嫌でパーティ気分でいるかと思えば塞ぎこんでしまい、気分の変動は次第に手に負えないレベルにまで達しました。自殺願望を口にするのは“うつ”の重症のサインです。 (以下略) ======================== ミドルエッジ 2015年12月1日 更新 1970年代あのCMの「マーゴ・ヘミングウェイ」が自殺していた。 https://middle-edge.jp/articles/hr1KC マーゴ・ヘミングウェイ(Margaux Louise Hemingway, 1954年2月16日– 1996年7月1日)は、 オレゴン州ポートランドに生まれる。 祖父アーネスト・ヘミングウェイが好んでいたワイン、シャトー・マルゴーから付けられた名前が「マーゴ(Margaux)」。 1980年代にアルコール依存症になり、“Margaux”というワインにちなんだ名前を“Margot”へ改名しました。 (略) 華やかに見えるマーゴ・ヘミングウェイです、実はアルコール依存症や拒食症、 ●双極性障害、失読症、てんかん、などの問題を抱えていました。 『私たち一族には、遺伝子に自殺することが埋め込まれているみたい…私はそんなことにはならない』と語っていたマーゴ・ヘミングウェイですが。10年後、一族で5人目の自殺者になってしまいます。 (以下略) ======================== こころの健康情報局 すまいるナビゲーター 双極性障害 http://www.smilenavigator.jp/soukyoku/about/science/sci01_01.html 双極性障害は脳の病気です 以前は、双極性障害は、いわゆる「心の病気」だという見方もありました。半世紀以上前に、亡くなった患者さんの脳を調べる研究が盛んに行われた頃、脳をいくら調べても、結局、明らかな病変がみつからなかったのがその理由の一つです。また、症状が行動に表れることから、どうしても、心が原因であるかのように考えられる傾向があります。しかし、この20年間の研究で、双極性障害が脳の病気であることを示す多くの証拠が得られました。たとえば、脳の中でも感情のコントロールに関わる部分(前部帯状回と呼ばれています)が小さくなっていると報告されています。●ただしこれは、リチウムを服用している人では、正常化します。以前、亡くなった方の脳を調べる研究で、脳の病変が観察されなかったのは、おそらく脳組織を観察する方法が未熟だったためと考えられます。さらなる研究により、双極性障害がどのような脳の病気であるか、明らかにされていくことでしょう。 ======================== リチウムの働き!摂取方法! http://www.metbo.net/bigenso/1000000059.html (前略) リチウムは医薬品でも処方されていますが、食品からでも摂取出来ます。●主に、小魚に多く含まれています。通常な食生活をしていれば、不足する心配はいりませんが、●偏食気味、外食が多い、飲酒、喫煙習慣をされている方は、意識して摂取することが大切です。 (以下略) ======================== AFPBB News 「依存を美化しないで」 親族7人自殺のM・ヘミングウェーさん、映画界に訴え 2013年06月22日 16:39 発信地:ワシントンD.C./米国 http://www.afpbb.com/articles/-/2951861?pid=10946567 (前略) 【6月22日 AFP】著名な家系に生まれながらも、親族の多くを自殺によって亡くしてきた米女優のマリエル・ヘミングウェー(Mariel Hemingway)さん(51)が20日、●ハリウッド映画は薬物やアルコールへの依存を美化してはいけないと訴えた。 (以下略) ======================== ippin 文豪ヘミングウェイが愛したキューバのカクテル! 2015/02/24 公開 https://ippin.gnavi.co.jp/article-1715/ ======================== ついで テキトー雑学堂
人文・思想 その4「アメリカを理解するには まずプラグマティズムから」 http://book.ureagnak.com/jinmon_4.html (略) ■このプラグマティズムはWikipediaの言葉を借りれば「実用主義」「道具主義」「実際主義」「行為主義」と訳されるようです。私はそれに「実益主義」「実利主義」と加えたいように思います。このプラグマティズムは、例えばヨーロッパの観念主義や宗教的教義などとは全く相いれない考え方です。例えば「スプーンの上に天使は何人乗れるか」「天使は男か女か」とか「エロス(生)は死に、タナトス(死)の支配する世に」などといった議論はハナから意味など認められません。多くの哲学が「その時代、世の中の在り方と対応している」ことを「真とする」のに比べ、プラグマティズムはそのようなものは全く慮外に置きます。「天使がいるかいないか」などは命題にもならず、「その天使なるものが何をもたらし、何の役に立つのか」が問題となります(実も蓋も無いような…)。 ■最後に余談ですが、ではアメリカは「コンコンチキにプラグマティズムで凝り固まっているのか?」といえば、そうではないと考えます。その証拠と思えるのは、例えばアメリカン・コミックのヒーロー達。バットマンやスパイダーマンですが、必ずと言っていいほどに戦う事の意味や自分の存在について激しい葛藤を持っています。情緒的なものに感情移入しやすい日本人でさえ辟易とするくらいに。それは、時にはいともたやすく人間性を無視して実利を迫るプラグマティズムの反動であると思っています。●もう一つはヘミングウェイの「老人と海」。主人公の老人は海の上での孤独で壮絶な戦いを終え、鮫にその身を食いちぎられた巨大カジキの骨だけを船で曳いて港に帰ってきます。老人が得たのは骨だけです。それまでの事は誰も見ていないし、知らない。●私はこの話を「アメリカ的なもの」への痛烈な「問題の投げかけ」であると思います。それが不朽の名作としてアメリカに残り続けているのです。
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