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(回答先: Re: 質の問題よりも、絶対量が不足しているのではないでしょうか。 投稿者 Narongchai 日時 2008 年 4 月 20 日 14:35:31)
Narongchaiさん、こんにちは。
>簡単に言ってしまうと、お金と暴力です。
殆ど同義と想われますが、金と暴力が不可分な関係で社会階級の差を構成している、それとも社会階級の差は金と暴力の保持量を表象しているとの意味でしょうか。しかし、権力構造の上層部にある者にとって下層部にある者のことなど平生は全く関知し得ぬものでありましょう。それほどに社会階級の差が隠蔽されて普段は表出して来ないのが日本社会の実態であることの見解でしたら頷けます。
>例えば警察ですが、若い頃にアジアを見て驚いたのが、警察権力の腐敗です。
>「俺の国はこんなじゃないぞ」と子供のように思っていたのですが、それは子供の頃に植えつけられた神話で、目を凝らして見ると、同じものが日本にもいっぱいありました。
地獄の沙汰も金次第といった情実絡みで権力行使がなされるのは万国共通の警察の傾向と謂えるのかも知れません。さらに、そうした不正の常態化が腐敗を造りだす温床となっているとの指摘だと受けとめています。
>それが巧妙に見えなくなっている。
>本当はいろいろな人が経験しているけど、怖くてネットでも書けない話など、いっぱいあるはずです。
>その構図が、外人としてアジアに行くと見えるが、日本の一市民として自国にいると見えない。
>うまいなぁーとうなります。
権力者がそれほど意図的・作為的であるかどうかは判定できかねますが、寧ろ日本人が権威に弱く体制に従順であることが権力の不正に目を瞑ってしまうような社会的風潮を助長する結果になっていると見ています。支配関係の成立要件は、操ろうと意図する者がいて、積極的あるいは消極的とに拘わらず、それを受け入れる者が存在することでしょう。
>ごめんなさい、はぐらかす書き方しかできませんでした。
お気遣いは無用に存じます。少なくともNarongchaiさんには、http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/577.html 【共感できる点が多々あります。投稿者 松浦 日時 2007 年 10 月 17 日】において松浦氏が称揚されているような歴史的視座と気概とが感じられ、その知見には以前より注目していましたが、これからも外からの、しかも俯瞰的な視点による考察に期待したいと思っています。
Auf Wiedersehen.