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(回答先: 映画「偶然」 主人公が歩んだかもしれない3つの人生/旧体制末期のポーランドを描く(さるのつぶやき) 投稿者 gataro 日時 2008 年 3 月 19 日 14:02:58)
gataroさん こんにちは、
小生もお勧め映画がありますので、紹介させてください。
ベルリンの壁が崩壊するまでのハンガリーも言論封鎖の時代で、反体制派と目される劇作家も当局の盗聴を24時間体制で受けていた。
そんな中、著作禁止を受け、失意の内に自殺した脚本家の遺曲(善き人のためのソナタ)が、ピアノで劇作家宅で演奏され、それを盗聴してしまった諜報部員は、悪いことが出来なくなってしまった。
(ちなみに、レーニンは、
「ベートーベンの「熱情ソナタ」は革命のじゃまだ。それを聞いたら悪いことが出来なくなる。」
と言ってたらしい。)
それ以後、その諜報部員は、劇作家が西ドイツ向けにハンガリーの内部告発記事を流すのをわざと見逃した。
その情報は西ドイツに流れ、ベルリンの壁崩壊に寄与した。
数年後、その諜報部員は、盗聴を見逃した事が発覚し、郵便振り分け部署に左遷させられたが・・・・感動のラストに続く
いや〜 泣いた泣いた!今も思い出して、目頭が熱くなってます。
あなたも、「善き人のためのソナタ」を是非、お聞きになってみてください。