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【地域/京都】「本能寺の変」建物の痕跡発見 近くからは焼けた壁土
1 :なべ式φ ★:2007/12/27(木) 08:47:47 ID:???0
織田信長が明智光秀の謀反で自害に追い込まれた「本能寺の変」(1582年)の舞台になった
旧本能寺跡(京都市中京区)で、建物の痕跡が見つかり、京都市埋蔵文化財研究所が26日、
発表した。建物の痕跡の発見は初めてという。
マンション建設に伴い約100平方メートルを発掘した。16世紀中頃の柱の礎石を支えたと
みられるこぶし大の石が数十個集まった「集石(しゅうせき)」が3カ所で見つかった。集石は
約2.4メートル間隔で、何らかの比較的小さな建物があった可能性が高いという。近くから
同時代の土器のほか、寺跡内の別の場所でも見つかっている本能寺の変で焼けたと推測
される壁土や、寺の銘入り軒丸瓦1点も出土した。
また、約70メートル南東の別の調査地で寺の南端を示す堀の跡も見つかった。南端は文献
によって食い違っていたが、これでほぼ特定できるという。
本能寺の変の様子は文献で描かれているが、寺の伽藍(がらん)配置はわかっておらず、
調査員は「不明な点がまだ多いが、今後の調査につながる成果だ」と話している。
本能寺はたび重なる火災で場所を変え、1545年に今回の調査場所の付近に移った。現在の
本能寺は約1.5キロ東にある。
http://www.asahi.com/culture/update/1226/OSK200712260072.html
http://www.asahi.com/culture/update/1226/images/OSK200712260054.jpg