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歴史把握の中で大航海時代に行われた富の移転に注目する必要があると思います。航海した先で発見し略奪した富のヨーロッパへの移転が現在の富の偏在性を規定しているという事です。ヨーロッパへの富の集中が様々な文化・思想・制度を生み出し、現在に至るも世界が模範にすべき文化だと考えられているという点です。思考の自由度というものが文化レベルの1つの尺度足りうるのであれば富の消費の様々な形態の発明こそが思考の自由を発生させたのだと考えます。「思考の自由」が果たして進歩と言えるのか?という問題もあります。自由な思考は必ずしもいい結果を生むとは限りません。あらゆるガラクタも又そこから発生するからです。経済的基盤とその上に開花した思想の関係を分析したいと思います。