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【トヨタ=盗与太】レクサスなど新車手付金名目で4千万円詐取 トヨタ系販売会社の課長代理 兵庫県警捜査【産経新聞】
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090108/crm0901080149002-n1.htm
レクサスなど新車手付金名目で4000万円詐取 トヨタ系販売会社の課長代理 兵庫県警捜査
2009.1.8 01:48
このニュースのトピックス:くるま
神戸市内のトヨタ系自動車販売会社の課長代理(48)が、多数の顧客らから、新車の手付金名目などで計約4000万円をだまし取っていたことが7日、わかった。このうち約2000万円は正規の領収書を発行するなどして顧客を信用させていたという。発売前から予約が殺到した高級乗用車「レクサス」の申込金名目で500万円を詐取された兵庫県川西市の会社社長がすでに詐欺罪で刑事告訴しており、兵庫県警が捜査を進めている。
課長代理が勤務していたのは、神戸市兵庫区の「ネッツトヨタゾナ神戸」。
同社の説明によると、昨年11月、顧客からクレームを受け、課長代理から事情を聴いたところ、複数の顧客からの詐取を認めたという。さらに売掛金の横領も発覚し、同社は11月中旬に懲戒解雇した。
一方、被害にあった社長は約2年前、最高級車「レクサスLS600h」(約970万〜1240万円)の購入を計画。平成19年春の販売開始前から予約が相次ぎ、当初は納車まで半年待ちの人気車種だったが、以前から取引があった課長代理に「申込金として500万円を払ってもらえば近日中にレクサスを手配できる」と言われ、500万円を支払った。その際、会社発行の領収書を受け取ったという。
しかし、一向に納車の連絡はなく、社長が再三、「いつになるのか。残りの代金も用意している」と催促したが、課長代理は「待ってほしい」と繰り返すばかりだったという。
このため、社長の知人が昨年11月、課長代理を問いただしたところ、私的流用を認めたうえで、会社に事実を伝えないことなどを条件に返済を約束。社長は11月末の期限まで待ったが、直前に連絡が取れなくなり、まもなく解雇されていたことが判明した。
社長は「その後、会社と交渉したが、謝罪の言葉はなく、『なぜ早く言ってくれなかったのか』と責任転嫁するようなことまで言われた」と憤っている。
課長代理は勤続20年以上のベテラン社員。社長以外の被害の大半は最近半年間に集中していたという。
同社は「会社として責任を取るべきケースはきちんと対応したい。まずはご迷惑をかけたお客さまの対応を優先しており、刑事告訴するかは今後検討する」としている。
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