★阿修羅♪ > 日本の事件28 > 569.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008121100854
弁護人に殺人を否定=「お母さんに会いたい」−勝木容疑者・千葉女児遺棄事件
千葉県東金市の保育園児成田幸満ちゃん(5)が遺体で見つかった事件で、無職勝木諒容疑者(21)=死体遺棄容疑で逮捕=の弁護人を務める副島洋明弁護士は11日、同容疑者が幸満ちゃん殺害について否定したことを明らかにした。県警東金署で同日接見した際、話したという。
勝木容疑者は、同弁護士が殺人への関与を聞いた際、「違います」と否定。「お母さんに会いたい」とも話しているという。
副島弁護士は同日、弁護人以外の接見禁止決定に対する準抗告申立書と拘置理由開示請求書を千葉地裁に提出した。
申立書は「母親との接見禁止は、容疑者の知的障害者としての弱さからくる精神的不安定さを助長させ、自白強要、虚偽自白に手を貸すものだ」として、母親との接見を認めるよう求めている。
同弁護士は、取り調べの中心が殺人などになっていると批判。自白の誘導が懸念されるとした。(2008/12/11-21:14)
■関連記事「日刊スポーツ」
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20081211-438977.html
弁護士が一問一答式の取調べを要請記事を印刷する
千葉県東金市で成田幸満ちゃん(5)が遺体で見つかった事件で死体遺棄容疑で逮捕された勝木諒容疑者(21)の弁護を担当する副島洋明弁護士は、捜査本部に対して「物語をつくるような取り調べではなく、一問一答形式にすべきだ」と要請している。9日の接見で同容疑者と事件について話すと「聞き方によって答え方が変わり、ちぐはぐだった」という。弁護方針について「接見を重ねながら、慎重に考えていかなければならない」としている。
副島氏は、これまで障害者が被害者や加害者となる事件を数多く担当。01年には東京・浅草で起きた女子短大生刺殺事件で「レッサーパンダの帽子をかぶった男」として注目された被告(05年に無期懲役が確定)も弁護。軽度の精神遅滞があるとされた被告を弁護して、刑事責任能力があると判断した検察側と争った。
01年に知的発達障害者刑事弁護センターを設立。04年には、2件の強盗容疑で逮捕された宇都宮市の知的障害者が虚偽の自白調書を作成され、後に無罪になった事件も担当した。勝木容疑者の刑事責任能力の有無については「今の段階で答えることはできない」としている。
[2008年12月11日7時36分 紙面から]