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(回答先: (静岡)天竜林業高校調査書改ざん事件 元天竜市長を贈賄容疑で逮捕(中日新聞) 投稿者 そのまんま西 日時 2008 年 9 月 25 日 23:12:48)
「市長の親族」「合格させないと」(読売新聞)
天竜林業高事件 元校長の言動を教諭が証言
県立天竜林業高校(浜松市天竜区)での大学推薦入試調査書改ざんに絡む汚職事件で、加重収賄容疑で再逮捕された同高前校長の北川好伸被告(60)(虚偽有印公文書作成罪で起訴)が校長を務めていた当時の複数の教諭が、県警などの任意の調べに「北川被告から『市長の親族だから何とかしないといけない』と言われた」などと話していることが26日わかった。県警は北川被告による改ざん指示を裏付ける証言とみている。
この事件では元天竜市長の中谷良作容疑者(76)が贈賄容疑で逮捕されている。捜査関係者によると、同高で改ざんに直接関わった教諭を含めた複数の教諭が2006年夏ごろ、北川被告から「市長の親族だから」「市長が(生徒が志望する大学に)こだわっているからその大学に合格させないといけない」など繰り返し調査書改ざんを働きかけられた、と証言しているという。
北川被告は調べに対し、加重収賄容疑や調査書改ざんの指示のほか、中谷容疑者からの働きかけについても否認している。
◇
汚職事件を受け、県教委は26日、県内の公立高校長や特別支援学校長など約140人を集めて臨時校長会を開き、調査書の点検には必ず複数の職員があたり、保存期間は3年以上とするなどの改善策を指示した。
県庁で開かれた校長会で、遠藤亮平教育長は「贈収賄事件が教育界で起きるとは夢想だにしなかった。事態は深刻で、信頼回復に向けて一体とならなければならない」と訴えた。
鳥居春仁・高校教育課長が、県教委が同日出した調査書作成や管理方法の改善に関する通知について説明。調査書の点検は、生徒指導要録などの原簿と照らし、学年担当の教員と進路指導課の教員など、複数の部署で最低でも4人で行い、大学などへの提出直前にも複数で最終点検することとした。
県教委が7、9月にすべての県立高校を対象に行った調査では、調査書の決裁が教頭止まりだった高校が9校あったため、決裁は作成責任者の校長が行うとした。
出席した男性校長は「事件はあってはならないこと。原簿と照らして複数の教員が点検するのは、調査書の量から考えて大変だが、信頼回復のために必要」と真剣な表情で話していた。
(2008年9月27日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080926-OYT8T00735.htm