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釣り銭窃盗:容疑で青森市企業局職員を逮捕 「小遣い欲しかった」 /青森
(毎日新聞)
水道料金の釣り銭を盗んだとして、青森署は12日、青森市勝田2、青森市企業局職員、寺山知宏容疑者(25)を窃盗容疑で逮捕した。「小遣いが欲しかった」と言い、容疑を認めているという。調べでは寺山容疑者は8日午後3時ごろ、水道料金の釣り銭として用意していた約4万8000円を盗んだ疑い。
市企業局によると、寺山容疑者は07年4月から企業部営業課収納チームで水道料金の未払い世帯などを回り料金の徴収を行う業務を担当。11日朝、チームの職員が釣り銭用に2万円を常時入れている収納バッグを金庫から取り出して確認したところ、1万6000円が不足していることに気づいた。他の職員のバッグも調べたところ、寺山容疑者のバッグも含め計4人のバッグで計4万8420円が足りないことが判明したという。
釣り銭の入った錠付きの収納バッグは職場の金庫に入れて保管していたが、日中は金庫の鍵をチームリーダーが管理していた。しかし寺山容疑者が現金を抜き取った8日は課長やチームリーダーなどが休んでおり、チームには寺山容疑者ら3人しかいない時間帯があり、鍵は誰でも使える状態だったという。バッグの錠はそれぞれの職員の引き出しから鍵を取り出して開けたとみられる。
坂本健企業局長は記者会見で、管理体制の甘さを認めた上で、「部長をトップにプロジェクトチームを作り、原因や問題点を解明し、これまで築いてきた信頼が回復されるよう努力したい」と陳謝した。【山本佳孝、野宮珠里】
毎日新聞 2008年8月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20080813ddlk02040014000c.html