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ライブドア：持ち株会社が３５億円賠償求め堀江被告ら提訴（毎日新聞）
ライブドア（ＬＤ）グループの持ち株会社「ＬＤＨ」（旧ライブドアホールディングス）は１１日、ＬＤ元社長の堀江貴文被告（３５）＝１、２審実刑、上告中＝ら旧経営陣５人と公認会計士２人に約３５億２３００万円の賠償を求め、東京地裁に提訴した。元社長らの刑事裁判の判決で、粉飾決算などの証券取引法違反が認定されたため、提訴に踏み切った。
ＬＤＨが元社長らに請求したのは（１）刑事事件で支払った罰金（約２億８０００万円）（２）事件で頓挫したサーバー保守管理事業の中止による損害（約１７億５６００万円）（３）子会社「ライブドアフィナンシャルホールディングス」を売却した際の手数料（約８億８９００万円）−−など。
ＬＤＨは、株価下落で損害を受けたとする法人と個人株主から計９件、総額７１６億円の損害賠償請求訴訟を起こされており、このうち日本生命や信託銀行などが起こした訴訟で東京地裁は６月、約９５億円の支払いを命じた（ＬＤＨ側が控訴）。敗訴が確定すれば元社長らに追加請求する方針で、請求額は大幅に増える可能性がある。
提訴にあたってＬＤＨは「旧経営陣の責任追及に向け本格的に取り組む。引き続き信頼回復に向け、一丸となって尽力したい」とのコメントを出した。
堀江元社長は３月現在、ＬＤＨ株を約１８１万株所有し、第２位の株主。刑事裁判では無罪を主張し、投資家から起こされた民事訴訟でも責任を否定している。提訴については、元社長側と接触できずコメントは取れなかった。【銭場裕司】
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080812k0000m040060000c.html
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