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大分教委汚職、「口利き」の県議ら聴取…金品授受は否定(読売新聞)
大分県の教員採用を巡る汚職事件で、県教委ナンバー2の富松哲博・教育審議監(60)が、口利きを受けた県議らの名前を書いた「口利きリスト」を作り、記載されていた県議ら複数の人物に県警が事情聴取していたことがわかった。
2007、08年度の公立小学校教員採用試験では、合格者の半数に当たる計約40人が、不正に点数をかさ上げされていたことが判明しており、県警は口利きに伴う金品提供の有無についても調べている。事情を聞かれた県議らは、いずれも金品の授受を否定しているという。
捜査関係者によると、口利きリストは県警が一連の捜査の過程で押収。不正合格者の大半に口利きがあったとみられ、リストには県議や県教育長経験者、大学教授らの名前が並んでいたという。
07年度試験では教育審議監だった二宮政人被告(61)(大分県由布市教育長、収賄罪で起訴)と富松審議監(当時は義務教育課長)が、口利きされた受験者の名を元義務教育課参事・江藤勝由被告(52)に伝え、改ざんを指示したとされる。
二宮被告の指示分も、富松審議監が作ったとみられるリストにあり、県警は富松審議監が口利きの取りまとめ役だった可能性もあるとみている。
07年度試験では二宮被告と富松審議監の指示で約25人、08年度は富松審議監の指示で約15人の点数が江藤被告によって改ざんされ、本来の合格者と入れ替わっていた。
(2008年7月28日 読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080728-OYS1T00181.htm